ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(6/4/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストはマリアちゃんと優日と千草とよ」

マリア「バーニング。私です。」

優日「サンダー。私です。」

千草「アキレス腱千切り。私よ。」

友利「きっと痛みでのたうつことですね。じゅるり……」

ゆうな「じゅるりはおかしい」

マリア「おかしいなら笑うといいですよ」

ゆうな「くき、くかかっ!」

ゆえ「わ、わしずさま……」

優日「ちーちゃんとおマリちゃんてそんなに絡んだことないよね」

マリア「あまり話したことはないですけど、悠さんからよく話は聞いてます」

千草「へー、どんな?」

マリア「はい、パンが美味しい喫茶店て」

千草「ほぼ私の話じゃないわねー」

友利「パンツがおいしい?」

千草「食べ物でもないわね」

友利「ぱんつはたべものです!」

ゆうな「ゆえ」

ゆえ「はいぱーらりあっとのきわみ……!」
ガゴォォッ!
友利「うぉんちゅー!」

マリア「そういえぱ悠さんもぱんつは食べ物っていっていたような…」

優日「ある種の特殊人種は、ぱんつも食べ物なのかもしれない」

千草「いや、違うから」

優日「ですよね!」

千草「……」

優日「ですよねー!」

千草「リピートしなくていいから」

マリア「パンは食べ物でOk?」

千草「食べ物じゃなかったら何だって言うのよ」

マリア「鑑賞物」

千草「腐るわよ」

優日「ならばカンパンで」

千草「パンはパンでも私のいってるパンじゃない」

ゆうな「哲学的だ」

ゆえ「ふかいなー……」

千草「勝手に深い話にしないの。クロワッサンとか普通にあるでしょ」

ゆうな「黒輪さん?」

千草「誰よ」

ゆえ「きんじょにすんでるおじさん……」

優日「ほんと?」

ゆえ「うそ……」

千草「なんの嘘なんだか」

ゆうな「えへへ」

ゆえ「にひひ……」

マリア「文字通り他愛無い嘘ですね。それでは本日の世界のゲテモ……珍料理のコーナー!」

ゆうな「ぴゅーぴゅー」

ゆえ「ぱふぱふーぱふぱふー……」

マリア「本日紹介するのは……バロット!」

ゆうな「強そう」

ゆえ「つよそう……」

優日「バロット、聞いたことないなぁ」

千草「卵…料理よ」

ゆうな「あれ、そう聞くと普通に美味しそう」

千草「…………」

ゆえ「あれ……?」

マリア「卵は卵でも羽化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵みたいなものです。」

ゆうな「羽化」

ゆえ「ちょくぜん……」

マリア「フィリピンやベトナムで多く食べられており、滋養強壮に良いらしいです。屋台やバーの肴として出てくる場合もあるのだとか。まぁ、こんなの出されたら悶絶ですね。」

優日「味は?」

マリア「味は、鶏肉、濃厚なカニ味噌、茹でた黄身のような味がするらしいですよー。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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