ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡2

ー稲葉の部屋ー

悠「ともきゅん、ともきゅん。モンハンやろーずぇ。」

ともき「その呼び方やめろ。」

悠「ともきゅんの何がダメなんだ。可愛いし語呂がいいじゃないか。」

ともき「じゃあ、ゆうきゅんとか呼ばれたいか?」

悠「99%の確率で顔面に全力パンチを打ち込む。」

ともき「お前、鬼だな…。残り1%は?」

悠「やさしく抱き締める。」

ともき「その1%がお前の優しさのつもりか?」

悠「かわいい娘なら100%抱き締めるぜ?」

ともき「もういい…」

悠「それより、モンハンやろーずえぇ。」

ともき「わかった。わかった。なに狩るんだ。」

悠「ドスジャギィ」

ともき「イジメカッコ悪い」

悠「冗談さね。ギギネブラいこうぜ。10匹ほど」

ともき「10匹?!」

悠「イベクエの「ネギま!・凍る世界の吸血鬼」」

ともき「そのクエストは10匹狩らないとダメなのか?」

悠「いや、俺の願望。」

ともき「そーかい……ま、いいけどさ。二人でいくのか?」

悠「そろそろ、梓が来るし。禅も誘ってある。」

梓「うーっす。今日はモンハンやるんすよね。」

禅「はい…徹狩り(徹夜で狩り)…です」

ともき「アレ?いつからそんなハードな内容に?」


悠「考えるな、頭痛くならぁ。」

ともき「いや、考えなくちゃいけない事だろ。」

梓「まぁ、徹夜はともかく、なにいくんだ?」

悠「ギギネブラ無制限一本勝負」

梓「じゃあ、俺バーンエッジでいく。ともきは?」

ともき「レッドウィングかな。大剣が使いやすいし。」

悠「俺は笛でいくから頑張ってくれみんな。」

ともき「ハンマーはどうしたハンマーは!」

悠「まぁ聞きなっせ。俺が笛を吹く。スタミナ減少無効状態にする」

禅「俺が…ゲキリュウノ…ツガイで…高級…耳栓…装備で…いきます…」

ともき「……」

梓「……」

悠「目標三分以内に一匹殺るつもりです」

ともき「質問、俺ら行く必要あるのか?」

悠「皆でやったほうがたのしい。なあ?」

禅「は…い。目標は…あくまで…サブ的…な意味です…重要なのは…ゲームを…プレイ…しての…コミュミ…ケーション…ですから」

ともき「なんか、深いな。」

悠「俺は思うんだよ。確かに勝ち負けは大事だけどさ、ゲームの本当の楽しみかたってのは対話にあると思うんだよ。相手の考え、自分の考え、時には協力、時にはぶつかり合って楽しむのが大切だろ?」

梓「悠の場合は勝ち負けにかなりこだわってると思ってたよ。」

悠「本気で勝ちにこだわるなら、絶対に勝つ方法もあるぞ」

ともき「それは?」

悠「相手がルールも状況も理解できないまま全力で容赦なく叩き潰す。柏の常套手段だ。」
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