ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(5/13/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「梅雨入り。黒奈です。」

白奈「シトシトピッチャン。白奈です。」

京「雨弾き。己だ。」

詠子「室内干し。私よ。」

友利「雨透けお願いしますです!」

詠子「それはお願いするものではないわね」

友利「汗透けでもいいです!」

京「鍛錬の後はいつも汗だくだ」

友利「それは誘ってるですか!誘ってるですね!たまらんです!」

ゆうな「逆水平チョップ」
デモン『……』
ドスッ!
友利「ぷぎゅる!」

黒奈「梅雨が来るってことは夏が来るんだよなぁ」

京「夏はいいぞ、暑くて」

黒奈「暑いのがよろしくない」

京「じゃあ、寒いのがいいのか」

黒奈「寒いのもよろしくない」

京「……」

黒奈「……」

白奈「我儘」

黒奈「やかましい」

ゆうな「夏は黒奈のお腹が熱で柔らかくなる。」

黒奈「何言ってる」

ゆえ「ふゆは……?」

ゆうな「ちょっと耳たぶ程度に硬さが加わる。でも、ぷにぷにしてる」

黒奈「だから何言ってる」

ゆうな「ぷにぷにしてるっていう説明」

黒奈「せんでいい!」

ゆうな「駄目」

黒奈「駄目ってなんだダメって!」

京「仲いいな」

白奈「ラヴラヴですわ」

黒奈「絞めるぞ」
ぎゅーーっ!
白奈「ぐぇぇっ!」

詠子「既に絞めてるけどね」

京「仲良しだ」

ゆえ「がりゅーちゃんのめにはなにがうつってるんだろうね……」

ゆうな「世界、かな」

黒奈「どんな世界なんだか」

ゆうな「やだー、黒奈、何言わせようとしてるの~もー!」
ペシッ
黒奈「いや、なにいうつもりだった」

ゆえ「さくばんはおたのしみでしたね……」

ゆうな「宿屋でにゃんにゃん。はい、それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「正しくはないかもしれないけれど、『SOP』が選んだ事ですから。後悔しないように」

詠子「標準作業手順書」

黒奈「昔は先輩の背中を見て覚えた。今は指示書を見ても覚えられない。」

白奈「パルスオキシメーター」

ゆえ「それはえすぴーおー……」

京「ICPOの銭方」

ゆうな「強過ぎる力は、『技術継承』だけを運んでくる訳ではないよ」

詠子「熟練技術者がもつ高度な技能やノウハウを次世代(若手技術者)にきちんと継承すること」

黒奈「熟練技術者の定年まで一年切ると呼ばれる。」

白奈「継承システム」

ゆえ「せんていのむねんをはらす……」

京「いくぞー!」

ゆうな「『日本製』の事を知るのは確かに怖いけど、知らないままでいるほうが、おれにとってはもっともっと…怖いです 」

詠子「日本で製造された製品であることを示す表記」

黒奈「少し前までは海外向けのブランド、今は日本人向けのブランド。」

白奈「ジャパンブレード」

ゆえ「にほんとん……」

京「日本豚?」

ゆうな「人間の長所は『ファブレス』があるってことよ。失くしてしまった感情なら、もう一度育て直せばいい。時間はかかるかもしれないけどね 」

詠子「工場を所有せずに製造業としての活動を行う企業を指す造語およびビジネスモデル」

黒奈「生産機能がない企業の事。経営機能がない企業は「トップレス」」

白奈「宇宙怪獣」

ゆえ「おねえさま……!」

京「トップを狙え!」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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