ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(5/3/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストはマリアちゃん鳳さんとミーナさんよ」

マリア「輝くトラペゾヘドロン。私です。」

鳳「靭皮。私よ。」

ミーナ「奇跡のような化学、科学のような奇跡。わしじゃ」

友利「大人の魅力が溢れてるですね!」

マリア「危ない魅力」

鳳「ふふっ」

ミーナ「くききっ」

ゆうな「私の中でナニかが警鐘を鳴らしている。」

ゆえ「混ぜるな危険」

ミーナ「それにしても鳳ちゃん久しぶりじゃな」

鳳「ミーナちゃんも息災みたいね。」

マリア「まさかの知り合い」

ミーナ「古馴染……じゃの?」

鳳「まぁ、そうかしらね。ふふっ」

ゆうな「ちょっと待って、お婆ちゃんて……お婆ちゃんだよね?」

ミーナ「そうじゃ。綺麗なお姉さんじゃ」

ゆうな「……この話題を続けるとSAN値が下がるっていうか色々となんか大変なことになりそうだからやめよう」

ゆえ「おねえちゃんのなかのきんきゅーぶれーきがさどうした……」

マリア「野生の勘という奴ですね。」

友利「野生的に襲われたいです。」

ゆうな「鉄槌」
デモン『……』
ドゴォっ!
友利「ひぎぃっ!」

鳳「でも、古馴染といってもあれよ?十神将組よりは馴染み深くないわよ?」

マリア「十神将の方が古いというか、長いんですか」

鳳「そうね。私は十神将でも古参組だから」

ゆうな「あの面子で古参も新参もあるの?」

鳳「そうねぇ。もともとは十神なんてものはなくて三人で組んでいたのよ龍、鬼、冬でね。そこから色々と繋がりができて最終的に十になったのよ。」

ミーナ「わしが知っとるのでは一時期15~7人いたような気がしたが」

鳳「そうね。消えていった人たちもいるからね。逆に島津家みたいに十神には入らず必要なときに手を貸してくれる家系もあるけれど」

マリア「意外とっていうと失礼かもしれないですけど複雑なんですね」

ミーナ「徒党を組むというのはそういうもんじゃな」

鳳「複雑すぎて身内で、もめ事も多いしね。私のところはもう起こらないだろうけど」

ゆえ「どうして……?」

鳳「ふふっ。どうしてかしら……ねっ♪」

ゆうな「下腹部が熱くなった」

マリア「ミーナさんところは?」

ミーナ「全部ミハイルちゃんに任せとるよ。わし自体はただの美人博士じゃ」

ゆえ「ぶれないおばあちゃん……」

マリア「それでは今日の~食べられる虫のコーナー」

ゆうな「ぴゅーぴゅー」

ゆえ「ぱふぱふーぱふぱふー……」

マリア「本日紹介するのは……セミ!」

ゆうな「ミンミン!」

ゆえ「ぱりぱりしてそう……!」

ミーナ「セミは普通に美味しいぞい」

鳳「油でカラッと揚げてね。」

マリア「私の感想としてはツクツクホウシは、殻が柔らかくカリッとした食感が抜群。ミンミンゼミはちょっと誇りっぽい味でしたね。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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