ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(4/29/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「ゴールデン。黒奈です。」

白奈「ウィーク。白奈です。」

京「つまり……強化週間!己だ。」

詠子「休日=鍛錬換算…。私です。」

友利「ゴールデンウィークは朝から晩までゴールデンウィックスに決まってるです!」

京「なんだそれは?」

友利「セック…」

ゆうな「鉄槌」
デモン『……』
スゴンッ!
友利「あばぁ!」

黒奈「初詣なら初詣ックスか」

白奈「クリスマスならクリスマックス」

詠子「意外と汎用性高くてびっくりだわ」

ゆえ「しかもべつだんまちがってないところがなかなか……」

友利「えっへんです!」

ゆうな「鉄槌ツー」
デモン『……』
ゴッ!ゴンッ!
友利「ぎっ!ぷるっ!」

ゆえ「でもなんにでもあわせられるものっていいよねゆずこしょうみたいで……」

詠子「確かに柚子胡椒は万能ね」

黒奈「あんまりつかわないなぁ」

ゆうな「黒奈は意外と真桜ちゃんと同じで素材そのものの味を楽しむタイプ?」

黒奈「そこまで通にはなれない」

白奈「味付けしないの?」

ゆえ「ほとんどしないさらだとかもそのままたべるし……」

ゆうな「まぁ、夏の主食は氷だしね。」

詠子「素材そのものっていうか栄養失調になりながらお腹壊しそうね。」

京「まおーの好きな物ってなんだ?」

ゆえ「つめたいもの……」

ゆうな「アイスかな。でも、ベジタリアンとかではないっぽい」

ゆえ「にくもさかなもたべる……」

ゆうな「食べる量は凄く少ないけどね。」

詠子「まぁ、体躯的にもね。」

白奈「黒奈はめっちゃ食べるよ」

黒奈「やかましい」

ゆえ「わたしもめっちゃたべる……!」

ゆうな「ゆえやしっかりたべておおきくなりんしゃい。はい、それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「子供(ぼく)は『手あまり』に貪欲だ。」

詠子「生産能力が需要量を上回っている状態を「手余り状態」という」

黒奈「「ヒマ」の生産管理用語」

白奈「字余り」

ゆえ「ありあまり……」

京「山あり谷あり」

ゆうな「人間は平気で『コスト』をつく。もちろん、僕も」

詠子「費用と同義」

黒奈「黒字企業にとっては「かける費用」だが、赤字企業にとっては「かかる費用」」

ゆえ「じゅうこすとじょうとう……」

白奈「低コストでばらまき派」

京「質で勝負だ」

ゆうな「僕は傲慢だ……だけど、無責任に誰かを救えると『製造原価』できる程じゃない」

詠子「材料費、労務費、経費など、製品を製造するために費やした金額のこと」

黒奈「営業部門には真実が知らされていない、工場だけが知る秘密の数字」

白奈「レストランとかのメニューにも原価表示したらいいのに」

ゆえ「せかいのほうそくがみだれちゃう……」

京「知らないほうがいいことってやつだな」

ゆうな「嘘もつき通せば『半製品』になる」

詠子「製造・加工工程の途中にある未完成の製品」

黒奈「ろくに勉強せずに入社してきた新入社員。製品になり損になったものを仕損品(おしゃか)、彼らに要した研修費用を仕損費と呼ぶ。」

京「反撃?」

ゆえ「はんせい……」

白奈「それはだいぶ違うね。うん。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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