ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(4/8/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「アバロンは私が守る。黒奈です。」

白奈「ラビットフット。白奈です。」

京「金剛力。己だ。」

詠子「物欲センサー。私です。」

友利「性欲センサー?」

詠子「物欲」

友利「性欲」

詠子「性欲」

友利「うへへへっ」

ゆうな「オラぁ!」
デモン『……』
ドゴォ!
友利「もぎゃん!」

黒奈「何なんだろうな」

ゆえ「そんざいがみすてりー……」

京「手品とか悠か?」

ゆうな「それミスリード」

詠子「むしろ今よく分かったわね。」

白奈「ミステリーといえばニュース見た?」

ゆうな「五輪エンブレム決定の?」

黒奈「それ、ミステリーでも何でもない」

白奈「じゃなくて水道管の」

ゆえ「すいどうかん……?」

白奈「宮崎駿監督「崖の上のポニョ」の舞台となった広島・鞆の浦からフェリーで約30分の場所にある走島で、先月20日に水の供給が突如ストップ。」

詠子「ああ、そのニュースね。」

ゆうな「知らない」

ゆえ「みてない……」

京「原因は?」

白奈「それが原因を探るべく水道管に空気を送ると本土から3.3km地点で泡を発見。福山市が海底を調査すると深さ20mに設置された海底水道管が約100mにわたって消失していたらしいよ。」

京「水道管が壊れたのか。」

白奈「だけど付近を捜索しても見つからず原因も不明。」

ゆうな「お、ミステリー」

ゆえ「みすてりーだ……」

白奈「多分怪物の仕業だね」

黒奈「海底の怪物とか嫌だ」

ゆうな「クトルフ」

ゆえ「いあいあ、いあいあ……」

白奈「クトルフ」

京「イアイア」

詠子「深き者?」

ゆえ「いんまうすー……」

ゆうな「ダイスロール。はい、それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『パテントプール』ってのは狙って出すもんだ」

詠子「定のテクノロジーに関連した特許のクロスライセンス契約に合意した2つ以上の企業によるコンソーシアム」

黒奈「和訳されないのは、特許溜めでは腐りそうだから?」

白奈「バステ?」

京「なんだそれ?」

ゆえ「ばっどすてーたす……」

ゆうな「『博士号』たちはいつも挑戦者を笑う」

詠子「研究者へのパスポートと言われ、大学(4年)、大学院修士課程(2年)を修了後、博士課程(3年)に進み、自らの研究をまとめた博士論文が審査で合格すると与えられる」

黒奈「博士号を持つ研究者を多数擁しながらも成果が出ない状況を、「ドクタースランプ」と呼ぶ。」

白奈「唯一の効用は「博士号を取っておけばよかった」と思わなくて済むこと。」

京「はかせごう?」

ゆえ「はくしごう……」

ゆうな「『特許』が天才様ひっくり返す事は良くある事だってなァ」

詠子「高度な技術的工夫を発明として発明者の独占を認めることをいう」

黒奈「取得するまで、膨大な時間と手間がかかり、維持するために、またも金がかかるもの。ごく稀に、会社を救うこともある。」

ゆえ「くろなのおなかのとっきょについて……」

白奈「プライスレスです」

京「プニり放題か」

ゆうな「知らなかったのか『クロスライセンス』は神には頼らねえ」

詠子「2つまたは複数の企業等が、自らの持つ特許権等の知的財産権の行使を互いに許諾(ライセンス)すること、またはそのための契約。つまりざっくり言えば知財の物々交換」

黒奈「お互いが、相手の特許力を誤解して初めて成り立つ契約。」

白奈「特許料の査定が、お互いアバウトで済むので愛用される。」

ゆえ「くろすかうんたー……」

白奈「インペリアルクロス」

京「クロスクレイモア」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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