ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡2

ー稲葉の部屋ー

悠「うーし、皆さんお集まりありがとうございます。」

ともき「え……?」
梓「あれ……?」
六花「んん……?」

悠「さっそくですが会議をはじめます」

ともき「まて、まて。急になんだどーなってる?」

悠「ほら、前トップでいくつかの議題を出しただろ。あれの続きをここでやるんだ。」

梓「なんで、ここ?」

悠「ここだとメタ発言が許されるから。」

ともき「なんでもありかい。」

六花「はーい、あたし、ともきゅん、梓君が呼ばれた理由はー?」

悠「それなりに主人公力持ってるから。」

梓「本当にメタ発言だな、おぃ…」

悠「ここ便利なんだぞ。絶対の赤に真実の青とかも使えるから」

ともき「それは必要なのか?」

六花「赤に青?」

悠「まぁ、赤の言葉は絶対事項って感じかな。例えば…ともきはつかさを愛している」

六花「赤だねー。」

梓「赤だな。」

ともき「っ…そういう風に使うな!」

六花「じゃあ青は?」

悠「赤を否定するように使うんだ。例えば…俺は女だ」

稲葉「悠は男よ。理由は生えてるから」

悠「とまぁ、こういう風に赤を否定できる時もある。」

梓「もっと違う否定の仕方か、例えがあっただろ…」

ともき「っか、稲葉いたのか。」

稲葉「私の部屋だもの。それにここは受け入れたら誰でも入れるのよ?貞子たんとかがいい例ね。」

梓「本当にメタ発言ばっかりだな。」

悠「それじゃ、会議はじめるよ」

ともき「ナチュラルに現状を受け入れにくいんだが」

悠「考えるな頭痛くならぁ。」

ともき「はぁ…えーと、なんだっけ、ラスタ300回でなにやるかだったよな。」
悠「そそ。ぶっちゃけもう299いったから次なんだ。」

梓「それって、大きなことはできなくないか?」

悠「もちろん。そもそも水鼠に過度な期待を持つのもダメだ。」

六花「……その条件で何を提案したらいいのー?」

悠「それを考えるんだ。」

梓「無茶苦茶だな。」

ともき「悠が料理でも振る舞ってお茶を濁したらどうだ?」

稲葉「ありね。」

悠「えー…」

梓「じゃあ、悠がこれを飲むとかは?」

六花「コーラ?」

稲葉「ありね。」

悠「ねぇよ!っか、さっきから「ありね。」しか喋ってねぇな…」

六花「決まらないねー。」

悠「だなぁ。ラスタらしく酒盛りにするか。」

ともき「それって、悠が飲みたいだけじゃ…?」

悠「……否定はしない」

ともき「赤で宣言しやがったよ…」

稲葉「じゃ、続きは次回ね。」

梓「なにひとつ決まらないまま持ち越しか…。」

六花「だねー。」
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