ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(3/25/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストはマリアちゃんと神姫さんと久秀さんよ」

マリア「春爛漫。私です。」

神姫「眠たいわ。私よ。」

久秀「今ぐらいが適温。久秀よ。」

友利「なにげに露出多いですが今が適温ですか?」

久秀「適温ね。夏まで行くと暑すぎるから。」

友利「へー、へそに舌入れていいですか?」

久秀「ふふっ」

友利「えへへ」

久秀「華弾(かだん)」
パァン!
友利「ぴぎっ!」

マリア「をっ……耳がキーンった」

神姫「かんしゃく玉……ではなかったわね。」

久秀「繊維と火薬よ。極細の特殊化学繊維を飛ばしてそれにある種の火薬が付着すると化学反応を起こして爆発する。」

マリア「お高いんでしょ?」

久秀「今使っただけで数万円ぶんくらいね。」

マリア「ひぇっ」

久秀「久秀はお金をもってるから全然問題ないけれど」

マリア「ひえぇっ、か、金持ちじゃあ!」

神姫「爆破云々よりそこに驚いてるわね」

マリア「私にとって金の力は偉大ですから」

ゆうな「お金は大事」

ゆえ「おかねがあればおやつがうまいぼうじゃなくてもだいじょうぶ……」

神姫「おやつ以外でガンガン食べてるでしょ」

ゆうな「補助食」

ゆえ「そだちざかりですから……」

マリア「私も育ちざかりなんですけどねぇ。お腹すいたら野草ですよ。野草。」

久秀「草食動物か何か?」

マリア「森の妖精とでも呼んでください」

神姫「いいとこヤマンバとかでしょ」

マリア「山ガール!」

ゆうな「カール?」

ゆえ「たべたい……」

神姫「……」

ゆうな「怖い…」

ゆえ「にらまれた……」

マリア「それが心地よくなってくると完成ですよ」

久秀「なんの完成よ」

神姫「というか、睨んでない。」

マリア「アッハイ。じゃあ、今日の~食べられる野草のコーナ~!」

ゆうな「ぴゅーぴゅー!」

ゆえ「ぱふぱふーぱふぱふー……」

マリア「本日紹介するのは……ギシギシ」

ゆうな「ギシギシ……揺れるベッドの上で?」

ゆえ「いやん……」

マリア「いやん♪」

神姫「さっさと進めなさい」

マリア「アッハイ。葉は大きくなり20cmぐらいになる頂部に淡い緑色の花をつけぬめりがある草です」

久秀「ああ、あの筋が紫色だったりする雑草ね。道端でよく見かける。」

マリア「料理では葉の根元にタケノコ状のサヤに包まれた新芽が出るぬるぬるがありこれを食べます。ゆでて、酢の物、和え物にできますよ。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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