ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(3/22/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストはマリアちゃんと吉音ちゃんと駒狸さんよ」

マリア「次元断。私です。」

吉音「あたしの顔、見忘れたかー!」

駒狸「えーと、最高傷薬?私です。」

友利「生命の水って今考えると何かエロい単語に聞こえますですね!」

ゆうな「聞こえねぇ!」

ゆえ「せいめいのみず、それはかれーです……」

吉音「わかるっ!」

マリア「ああ、カレーは飲み物の方々ですか……」

ゆえ「かれー、しちゅー、はやしはのみもの……」

マリア「ビーフストロガノフは?」

ゆえ「にくのかたまれがはいってたらおかず……」

マリア「……じゃあ、カレーにゴロゴロ肉とかタマネギが丸ごと入ってたら?」

ゆえ「のみもの……」

マリア「なるほどなぁ。奥が深い」

駒狸「なんでも食べれるのはいいことですけどね。」

マリア「駒狸さんマジ天使」

吉音「お腹すいた」

友利「ディープキスでもしますです?」

ゆうな「なんでそうなる。」
デモン『……』
ドゴッ!
友利「あふがんっ!」

マリア「ああ、お腹がすいたのなら……」

吉音「食べる!」

ゆえ「いただきます……」

駒狸「まだ何も言ってませんけどね」

マリア「大根餅ならありますけど」

ゆえ「だいこんもち……?」

マリア「中国料理の点心の一種です。大根のせん切りまたはあらくおろしたものをゆで、米粉とみじん切りにした中華ソーセージ・干しえびなどを混ぜて蒸し、冷まして適当な大きさに切って油で両面を焼いたものを大根餅っていうんです。」

吉音「美味しそう!」

ゆえ「たべたぁーい……」

マリア「はい、どうぞー」

吉音「はぐはぐっ!」

ゆえ「もぐもぐ……!」

駒狸「ずいぶん沢山ありますね。」

マリア「ちょっと大根がたくさん手に入りまして。適当に料理しようと思って、ここで台所借りたんです。」

稲葉「悠のところだと作ってる間になくなっていくしね。」

駒狸「つまみ食いとかじゃないですからね……。」

ゆうな「ゆえはいつだって全力で本気食いです。」

ゆえ「てへぺろ……」

吉音「まっけないぞー!」

マリア「どうやらここでも、結果は変わらないようです。じゃあ、今日の~食べられる野草のコーナ~!」

ゆうな「ぴゅーぴゅー!」

ゆえ「ぱふぱふーぱふぱふー……」

マリア「本日紹介するのは……ユキノシタ!」

ゆうな「お代官様、どうぞこちらを」

吉音「むふふ、お主も悪よのー」

ゆえ「それはそでのした……」

マリア「名前の通り雪の季節でも見られる常緑多年草ですね。かわいい白い花をつけ、葉は厚く、毛が密集しています。」

ゆうな「つまり、真桜ちゃんの季節か」

マリア「料理では葉をゆでて、水にさらし、おひたし、和え物、生で天ぷらがいいです。」

駒狸「薬用に関しては開花時期に葉を積み天日乾燥煎じるとかんの虫、むくみに。生葉は湿疹かぶれに。やけどは、あぶって貼ると効果があります」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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