ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡2

ー???ー

悠「と、言うわけで前回はさんざんな目にあって死にかけたんだ。」

戦人「…それがなんで平然と俺と茶を飲んでる?」

悠「バトラ君がちゅきだから。」

戦人「ゲームマスターとしてお前を追放する」

悠「落ち着け。お前はそんな男じゃないはずだ。」

戦人「俺の何を知ってるんだよ…」

悠「金髪スキー。オパッイスキー。もませろー。落ちるー落ちるー。シーユーアゲむぐっ…。」

戦人「悪かったから、止めてくれ。」

悠「いっひっひ。じゃあ、バトラ君にクイズだ。俺はどうやって助かったでしょう。」

戦人「こりゃまた唐突だな。」

悠「魔女とのゲームを繰り広げたバトラ君になら簡単なクイズさ。」

戦人「じゃあ小手調べで…小鳥遊悠は全ての難敵を倒した」

悠「小鳥遊悠はただの人間で魔王や超人には敵わない」

戦人「なら、こうだ第三者の手助けがあった。その力で難を逃れた」

悠「はは、残念ながら第三者の手助けもなければ、特殊な道具も能力も使っていない。」

戦人「そうなると……答えはひとつしか思い浮かばない。」

悠「では聞こう。」

戦人「絶対無理というのは戦って勝利することが無理という意味で小鳥遊悠は一切戦わず逃げてきた。」

悠「……」

戦人「……」

悠「大正解。逃げ足には自信があるんだよ。」

戦人「おいおい、それでいいのかよ。」

悠「いいんだよ。俺はニンゲン側だからな。人間離れしてるっていわれるけど。」

戦人「俺から見ても悠は幻想側の生き物だと思うぞ。」

悠「誉め言葉ともらっとく。それより、お茶が無くなったな。」

ロノウェ「何をご用意いたしましょうか?」

悠「じゃあ、紅茶に梅干しを一個沈めたものと普通の紅茶」

ロノウェ「わかりました。すぐご用意いたします。ぷっくっくっ」

戦人「その珍妙な紅茶うまいのか?ベルンもよく飲んでるけど」

悠「ゲロマズいぞ」

戦人「……やっぱ悠は幻想側の生き物だな」

悠「あ、ちなみに俺が飲むのは普通の紅茶だから。」

戦人「俺のが梅干し入りかよ!」

ロノウェ「お待たせいたしました。悠様にはローズマリーティを戦人様には梅干し入りのローズマリーティを…ぷっくっくっ」

戦人「いらねぇよ!」




ー稲葉の部屋(隣)ー

稲葉「毎回お馴染み。古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と」

貞子たん「貞子たんの…」

稲葉「電!」
禅「脳!」
貞子たん「ラジオ…」

稲葉「今日のロケ地は観測不能場所でゲストは戦人くんよ。」

貞子たん「梅干し入りの紅茶…」

禅「俺は…梅干し…じゃなく…たっぷりの…イチゴジャム…が…いいですね」

稲葉「私はキムチがいいかしら。」

貞子たん「稲葉さんは幻想側の生き物ですか?」

稲葉「冗談よ。」
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