ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(3/3/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「菱餅。黒奈です。」

白奈「ひなあられ。白奈です。」

京「ひな祭り。己だ。」

詠子「ええと……。私です。」

悠「悠君です!」

ゆうな「つまみ出して」

ゆえ「はい、でてったでてった……」

悠「ひな祭りという女の子の祭典に紛れ込みたいぃー!!」

友利「無茶しやがって……です。」

ゆうな「まったく、ああいう男の子供が可愛そうだ」

黒奈「鏡見てみ」

ゆうな「私可哀想!!!」

ゆえ「おねーちゃんかわいそう……!!」

白奈「いや、ゆえもな」

ゆえ「わたしかわいそう……!!」

ゆうな「妹可哀想!!」

詠子「気はすんだ?」

ゆうな「ほどほどに」

ゆえ「ちらしずしたべてないからまだきはすまない……」

黒奈「もはや最初の件と関係ない」

友利「しかし、今日は女の子のお祭りなんですね。つまり、百合の日!」

京「ひな祭りはどうした?」

友利「細かいことはいいんですよ」

京「そうなのか」

黒奈「細かくない」
ゲシッ!
友利「ふにふにあんよ!」

ゆうな「とりあえず菱餅の代わりに黒奈のお腹をつつこうか」

黒奈「なんでだよ!」
ゲシッ!
友利「ふにふにあんよそのに!」

ゆうな「メイン盾」

白奈「その盾、呪われてね?」

ゆえ「たちのわるいのろい……」

白奈「ひな祭りも普通じゃ面白くないからお内裏様とお雛様じゃなくてお内裏様とお内裏様にしよう」

黒奈「やめい!」
ゲシッ!
白奈「メインた……がふぁっ!」

ゆうな「間に合わなかった」

ゆえ「たてはのろわれてて、しろなはじゃっかんくさってる……」

京「壊死してるのか?!」

詠子「そういう意味の腐りじゃないのよね……」

ゆうな「黒奈は腐ってないよね。」

黒奈「腐ってない」

ゆうな「つまり私Loveなんだよね」

黒奈「それはおかしい」

ゆえ「てれちゃって……」

白奈「私らの事はお気になさらずどうぞ」

黒奈「……」
スチャ

ゆえ「おっとどこからかちぇーんそーが……」

ゆうな「神すらもバラバラにする。はい、それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『暗証番号』でいい、変でなきゃダメだ…狂ってなきゃ、逸脱してなきゃ悪魔は殺せない…!」

詠子「該当者か否かをコンピューターで照合するための暗証用の数字。現金自動支払機などで使用」

黒奈「生年月日か電話番号以外を使うと忘れてしまうもの。」

白奈「9999とか0000とかも蔓延ってる」

京「ぎくり」

ゆえ「あらあらまぁまぁ……」

ゆうな「『パスワード』を逸してこそ開かれる、勝ちへの道が…!」

詠子「利用者本人であることを証明するための秘密の文字列。通常、コンピューターやネットワークを使用する際に、ID(ユーザー名)とともに入力する。」

黒奈「役員のディスプレイの上に貼られているもの。」

白奈「役員がパソコンを立ち上げるときに叫ぶもの。」

京「役員が自宅から電話で伝えてくるもの。」

ゆえ「わすれたころにひつようになるもの……」

ゆうな「『パスワードの更新』は命より重い…!」

詠子「安全性のため定期的にパスワードを変更すること」

黒奈「ボケ防止のために、暗記力を時々調べる試験。しかし、その更新自体も忘れてしまう。」

白奈「基本固定だよね」

京「うん」

ゆえ「たしかに……」

ゆうな「『分業』の認識をごまかす輩は生涯地を這う…!」

詠子「複数の人員が役割を分担して財(モノ)の 生産を行うことである。もともとは経済学の用語であったが、現代では幅広く社会関係 全般に適用して使われている」

黒奈「アダム・スミスがソフトウェアの事を知らなかったために、納期に遅れそうになると、人海戦術の号令しか出せない会社がなくならない。」

白奈「黒奈は分業と称して私を働かせる」

京「でも、仕事は手分けした方が早く終わる。」

ゆえ「がりゅーちゃんみたいなひとだらけならあらそいがおこらない……」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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