ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡2

ー博麗神社ー

悠「うーん…よく寝たー!なんか三日くらい寝てた気がすりゃー!」

ともき「なんだコイツは…」

悠「不思議な何かだよ。」

梓「それでいいのか…」

悠「ゆとりの無い人生なんか辛いだけだぞ?」

ともき「こいつは…」

霊夢「それより!素敵な賽銭箱を目の前にしてやることがあるでしょ。」

悠「ふむ……へんじはないただのさいせんばこのようた。」

梓「ドラクエか。」

ともき「っか、ただじゃない賽銭箱ってなんだ。」

霊夢「くだらないやり取りしてると夢想封印するわよ?」

悠「えぇ…なにこの鬼巫女…賽銭がほしけりゃサービスしろ!お触り…はい、すいません。スペルカードをしもてください。」

ともき「まぁ、賽銭くらいいれようぜ。」

悠「だな。じゃあ、10円入れて……夜中に身体中が針で刺されたように痛くなるのが治りますように」

霊夢「変なことを願うな!」

梓「なんの病気だよそれ…病院行けよ。」

悠「むぅ…なら、もう10円入れて……引き出しの生臭い臭いが消えますように」

霊夢「気持ち悪!」

ともき「引き出しに何入れたんだよ…やめろよ」

悠「これもダメか…なら更に10円入れて……ジジイの位牌がある部屋の天井に無数に見える人間の顔みたいなシミが消えますように。」

霊夢「アンタの家どうなってるのよ。呪われてんじゃないの?」

悠「まぁ、最後以外は嘘なんだけどな。」

ともき「最後のが一番ありえちゃダメだろ。」

悠「じゃあ、吹き矢で尻を乱射されるのをやめて欲しい。」

梓「じゃあの意味がわからんし、いつ、誰に、吹き矢で尻を乱射されたんだ。」

悠「ガキつかの笑っちゃいけないで」

ともき「お前出てねぇよ!」

梓「もう救急車呼ぶか。黄色いやつ。」

悠「それ都市伝説」

霊夢「あ~ん~た~ら~いい加減にしなさいよ!」

悠「なんで俺も怒られるんだ?」

ともき「も、じゃねぇよ!お前「が」怒られるんだよ。」

梓「はぁ…いい加減なんか適当に願って帰ろうぜ。」

霊夢「べつにお金さえ置いていけば願わなくてもいいのよ」

ともき「山賊か強盗だよ…」

悠「適当にか…ふむ、全世界の可愛い女の子が俺のものになりますよーに…いてぇ!?今、賽銭がリフレクトしてきたんだけど?!」

ともき「おお、ついには賽銭箱から拒否がきたな。」

梓「神もが否定する男か…」

霊夢「ぜんぜん格好つかないけどね。」

悠「んだよ!願い否定って!」

ともき「嫌な…事件だったな。」

悠「ともき、それは卑怯だ。」

梓「俺が変わりに願ってやるよ。悠が強くなれますように」

ピキン!

悠「あれ、なんか今、光った?」

霊夢「光ったわね。」

ともき「光ったな。」

梓「光っちゃったな。」



ー稲葉の部屋(隣)ー

稲葉「毎回お馴染み。古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と」

貞子たん「貞子たんの…」

稲葉「電!」
禅「脳!」
貞子たん「ラジオ…」

稲葉「今日のロケ地は幻想郷・博麗神社でゲストは霊夢さん、梓君、ともき君よ。」

貞子たん「光りましたね…」

稲葉「光ったわね。」

禅「光…ました…。」
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