ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(2/13/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「バレンタインイヴ。黒奈です。」

白奈「ホワイトチョコより普通のチョコが好き。白奈です。」

京「本命は当然悠。己だ。」

詠子「どこまでもストレートね。私です。」

友利「裸に……」

ゆうな「私は黒奈にチョコを貢いだらいいのかな?」

ゆえ「ともりきゃんせる……」

黒奈「まぁ、くれるならもらうけど」

ゆうな「つまり本命、と?」

黒奈「お前が最近、マジっぽくて怖い」

ゆうな「えへへっ」

黒奈「褒めてないから」

京「己は当然、悠にあげる」

ゆえ「ここまですとれーとはすばらしい……」

詠子「一応何をあげるのか聞いていいのかしら?」

京「あんみつ」

詠子「……あんみつ?」

京「あんみつ」

ゆうな「グッドだね」

黒奈「そうなの?」

ゆえ「おとうさんの異常にすきなものはかに、あんみつ、ちっぷすたーうめあじ……」

白奈「片よってるなぁ」

友利「エロい感じがするですよね」

詠子「その感じは分からないわ」

友利「むふふ」
すりすり
詠子「なぜ懐かれたのかしら……」

ゆうな「友利菌がうつりますよ」

ゆえ「あるこーるてっしゅでふかないと……」

詠子「○○菌ってなんか小学生っぽいわね」

友利「十八禁が好です」

黒奈「菌違い」
ゲシッ
友利「ふにふにあんよ!」

京「詠子は誰かにあげないのか?」

詠子「今年は日曜だからねぇ。自分用くらいかしら……まぁ、一応社長にも」

ゆえ「ぎりちょこのぎりはぎりがたいのぎり……?」

ゆうな「ゆえはときどき深いこと言うなぁ。はい、それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「オレサマ『アンチウイルスソフト』マルカジリ」

詠子「コンピュータウイルスを検出・除去するためのソフトウェアのこと。」

黒奈「ひとの不幸に付け込む旨い商売。時には、これがウイルスとなることもあるので、予防注射と同じ。」

白奈「手洗いでいい」

ゆえ「ちゅうしゃは……?」

白奈「私は平気」

京「身体を鍛えれば病魔も倒せる。」

ゆうな「『標準化』ではない……おまえに言っているんだぞ」

詠子「 複数の要素間で、仕様や構造、形式 を同じものに統一すること。標準化は、業務、製品などで行われている。」

黒奈「技術革新を止める作業。」

白奈「標準体型はなにを取って標準何だろうか」

ゆえ「おうごんひかな……」

京「標準て難しいな」

ゆうな「ひとつの質問に『デファクト・スタンダード』の答えがあるぞ よく聞いてくれ」

詠子「「事実上の標準」を指す用語で ある。de factoはラテン語で「事実上、実際には」を意味する」

黒奈「先発企画がなるとは限らないし、技術に優れた企画になるとも限らない。でも、技術に劣る企画を後から出したら、恐らくならないだろう。」

白奈「仲間がいないと取れないが、仲間が強すぎると、利益が取れない。」

ゆえ「よくあるめんどいよこもじ……」

京「なるほどな」

ゆうな「これで勝った!『デジュールスタンダード』禁じ手だけどやらなきゃ殺られていた…光で照らされたなら…あたしはその中へ進むッ!!」

詠子「標準化団体によって定められた標準規格 のこと。日本語ではデジュレスタンダード、デジュールスタンダードなど、表記に揺れが見 られることが多い」

黒奈「公的標準と訳されるが、本当は標準化会議の投票でデファクトを取っただけ。」

白奈「スタンド?」

ゆえ「すたんど……」

京「D4C」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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