ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(1/25/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは悠と紅君と千夜君よ」

悠「天気予報が大嘘で喜んだのは久々。おれだ。」

紅「さすがに寒かった。俺だ。」

千夜「ああ、寒かった。俺だ。」

友利「オールフィクション?」

悠「『僕は悪くない』。そうじゃねーよ。二三日大雪とか言っといて一日だけだったことに感謝って話だよ。」

紅「ああ、そうだったな。」

千夜「雪かきしなくて助かる」

悠「雪かきとかおれ無理ぃ~」

紅「……」
スッ

悠「バットを抜くな」

千夜「……」
トットッ

悠「立ち上がってつま先を打ち付けるな」

友利「くんかくんか!」

悠「なんでテメーは匂い嗅いでる!」
ゲシッ!
友利「あひぃっ!」

紅「よし、次は俺と喧嘩な」

悠「やらねーよ」

紅「やれよ。」

悠「なんでだよ」

紅「お前はそういう世界じゃないと生きていけないだろ?」

悠「何の話だよ。そんな修羅みたいな生き方してねーよ」

千夜「はんっ」

悠「なんで鼻で笑った?」

友利「友利の門をこじ開けてくださいです」

悠「やかましい」
ゴッ!
友利「うりゃけん!」

千夜「じゃあ、俺だな」

悠「なんでだよ。なんの順番制だよ!立つなよ!座れよ!!」

千夜「チッ」

悠「さらに舌打ちかい!」

ゆうな「戦え!」

ゆえ「たたかうんだ……!」

悠「戦いません」

ゆうな「やせいのゆうが飛び出そうよ!」

悠「おれはモンスターか!」

ゆえ「どこでもゆう……」

悠「ああ、真島の兄さん……あの人は人間やめてるからモンスターでいいんだよ。」

紅「悠もじゃん」

悠「おれは人間だ!」

千夜「嘘くさい」

悠「THE事実!」

ゆえ「りゅうがごとくきわみ……」

ゆうな「絶賛発売中!!はい、それでは今日の大喜利のコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「本日のお題は前回に引き続きこの夏人気のモテTシャツ。どんなの?」

悠「はい、漆塗り」

ゆうな「高級品」

ゆえ「こうたくがすてき……」

悠「おれには何もくれないのが恒例ですね」

紅「はい、「プチプチ」がついている」

ゆうな「文字通り時間つぶしができる!ぷちぷちさしあげて!」

ゆえ「きっちりにひゃくぷちぷちです……」

紅「俺一気に捩じり潰す派だわ」
ブチチチ!

千夜「はい、Tシャツに「この子をよろしくお願いします」と深々 頭を下げた両親がプリントされてる」

ゆうな「ちょっと都市伝説っぽい。プリン差し上げて」

ゆえ「ぷっちんのやつです……」

千夜「いらん」

ゆえ「なら、いただきます……」

悠「はい、切った時1番セクシーになるよう切り取り線がついてる」

ゆうな「チッ」

ゆえ「ちっ……」

悠「はい、舌打ちやめなさーい」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…-禅で…お送り…しました。」
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