ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(1/14/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストはゆうと久秀さんとマリアちゃんよ」

悠(女)「絶世の美少女。あーしだ。」

久秀「梟雄の美少女。久秀よ。」

マリア「薄倖美少女。私でーす!」

友利「……エロい!」

ゆえ「なんでやねん……」
ゲシッ!
友利「あふーん!」

ゆうな「黒奈たちがいないとなーんかやる気が……」

久秀「相手によって仕事のやる気を変えるのは三流よ。どんな嫌いな相手でも普通に対応して地獄の底につき落とすタイミングを伺わないと」

ゆうな「ふむふむ」

ゆえ「なるほどなー……」

悠(女)「娘に変なことを教えないでいただきたい!」

久秀「合わない人とは距離を取ったほうが幸せともいうけどね」

悠(女)「どっちだよ」

マリア「私は嫌いな人がいても別に距離は取らないですけどね。」

久秀「へぇ、どうして?」

マリア「見方を変えたら楽しく付き合えるかもしれないじゃないですか」

ゆうな「おー、なんかカッコいい」

ゆえ「おとなっぽいー……」

久秀「……」

悠(女)「どう思う?」

久秀「泣かしたいわね。」

悠(女)「なんでやねん!」

久秀「上と下をしっかりと分からせるため。」

悠(女)「今の状況に上も下もねーよ!!」

マリア「上か下かなんていったら、わたしゃ底辺ですよ。借金ありますし」

久秀「確か100憶とかふざけた額だったわね。」

マリア「今は99憶ほにゃららです。」

久秀「100憶でいいじゃない」

マリア「ですよねー!」

ゆえ「なんてあかるいんだ……」

ゆうな「優しく抱きしめてあげたい……。はい、それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「本日は趣向を変えまして……『愛国者』について教えてください」

久秀「部分の利害のほうが全体のそれよりも大事だと考えているらしい人。」

悠(女)「政治家に手もなくだまされるお人好し。」

マリア「征服者のお先棒をかつぐ人。」

ゆえ「おー、くろいくろい……」

ゆうな「いいですねぇ、では『医者』について教えてください」

久秀「病気の時にはしきりと望みをかけ、健康な時には近づきたくない者。」

悠(女)「リアル吸血鬼」

マリア「健康保険証がないので関わるのが怖い人」

ゆえ「なみだがでてきそうだ……」

ゆうな「ええと……『飢え』について教えてください」

マリア「人類のあらゆる階層の者を苦しめる一種独特の病気で、その治療は、通常、食事の摂取ないし食餌療法によって行われる。」

久秀「……」

悠(女)「……」

ゆえ「もういい、もういいんだよ……」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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