ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(12/28/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは悠と摩耶君と吉音ちゃんと想さんよ」

悠「おれが最期にみせるのは代代受け継いだ未来にたくすツェペリ魂だ!人間の魂だ!おれだ。」

摩耶「らりほー。僕だよ」

吉音「あたしの顔、見忘れたかー!」

想「年末ですね。私です。」

友利「年末になるとやたらホラー番組が多くなるのは何でですかね。」

悠「オラっ……あれ、普通なこといったな」

友利「友利はいつもまともですよ!」

ゆうな「ないね」

ゆえ「ないない……」

吉音「そういうば逆に夏とか心霊番組しなくなったよね」

想「言われてみればそうですね。心霊写真特集の番組や、超常現象を扱った番組が夏だけでなく定期的に放送されていたものですけど」

悠「理由はいくつかあるっポイよ」

吉音「どんな?」

悠「心霊現象を捉えたとされる写真やビデオには、意図的なコラージュ、機器の不調や光の写り込みとか、技術的に結論を出せるものがたくさんあって。現在では素人でも比較的簡単に解析できるから、番組を放送すると、ネット上で「この心霊写真はニセモノ。ヤラセ番組だ!」と批判を受ける可能性があるとか」

吉音「へー、そうなんだ。」

摩耶「まぁ、ぶっちゃけ作ろうと思えば子供でも心霊写真ぐらい作れるしね。」

想「本物と偽物の区別をつける方が難しそうですね。」

悠「次にTVで心霊スポット等紹介してしまうと例外なく暴走族のたまり場のようになってしまい、地元住民からクレームが来るかららしい」

吉音「心霊スポットに暴走族あつまるの?!」

悠「暇なんだろ」

摩耶「むしろ、そういうところが心霊スポットなんだよね」

想「暗がりで不良に会う方が怖いですよね」

友利「薄い本が厚くなる展開!」

悠「結局これか」
ドゴッ!
友利「ひぎぃっ!」

稲葉「第三に、本物は本当にヤバいからって理由があるそうだわ」

吉音「本物?」

稲葉「本物」

想「やはりそういうものもあるんですか?」

稲葉「どうかしらね、ふふっ。」

摩耶「悠君はともかく、ふたりは幽霊とか平気?」

吉音「どうだろ、見たことないし」

想「じっさいに見てしまうと怖いかもしれませんね。」

貞子たん『……』

悠「まぁ、ドンマイ」

ゆえ「りんぷ・びずきっと……」

ゆうな「スポーツ・マァァァァックス!はい、それでは今日の大喜利のコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「本日のお題は前回に引き続き別れ話に登場する「価値観の違い」。具体的に言うと?」

悠「はい、失敗したとき「オレのせい」と悩むのが夫、「気のせい」と開き直るのが妻」

ゆうな「お父さんは逆」

ゆえ「やれやれだぜ……」

悠「えー……」

摩耶「はい、名前が賢示の時点でおかしいとは思ってたよ」

ゆうな「人間失格。人間失格差し上げて」

ゆえ「めいさくです……」

摩耶「そうだね。読んだことあるよ」

吉音「はーい、別れ話を切り出した時「えっ、付き合ってたの!?」と言う」

ゆうな「吉音ちゃんがいうとドキッとする。スーパーゆう君人形差し上げて」

ゆえ「あいよー……」

吉音「わーい」

想「はい、私は彼の全てが好きだった。彼は私の胸が好きだった」

ゆうな「お父さんっぽいね。スーパーゆうくん人形差し上げて」

ゆえ「たたききっていいですよ……」

想「悠君はちがいますよ。ね?」

悠「アッハイ」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…-禅で…お送り…しました。」
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