ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(10/8/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「ハロウィンが近づいてる。黒奈です。」

白奈「カボチャを要求する!白奈です。」

京「でっかい南瓜を叩き割れるように頑張る。己だ。」

詠子「既に叩き割れそうな気もする。私です。」

友利「今年こそお菓子もあげるのでイタズラしてくださいです。」

黒奈「いやです。」

友利「では、白奈さん。お菓子をあげるのでイタズラさせてくださいです」

白奈「いやです。」

友利「では、がりゅーちゃん、殴ってくださいです!」

京「ごめん。意味が分からない。」

詠子「ひとりひとりに聞いていくのやめない?」

友利「ちゃんと聞いていかないとイエスといってくれるひとがいるかもですし!」

詠子「総合的にNOだと思うわよ」

ゆうな「っていうか、もう黙れ」
デモン『……』
ズドンッ!
友利「いひぃっ!」

京「ところで、ハロウィンて外国のお祭りなのに何で日本でもやってるんだ?」

黒奈「カオス国の日本だからだよ」

白奈「分かりやすい」

詠子「いやいや、クリスマスとかもするでしょ?」

京「なるほど」

ゆうな「分かりやすい」

ゆえ「いいせんせいになれる……」

詠子「それはいい過ぎよ」

京「詠子は己にとって先生みたいなものだ」

詠子「……家庭教師の説はあるわね。」

友利「家庭教師って何かエロいですね」

京「そうなのか?!」

詠子「コメントは差し控えるわ」

ゆえ「こうりゅうけん……!」
ぢゃ、ギャドーン!
友利「ひぎぃっ!」

詠子「はたきで黄龍剣…」

ゆうな「ゆえは剣技にも精通し始めました。それでは、今日のこんばんワッフル質問に答えてのコーナー」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

ゆうな「こんばんワッフル『グループインタビュー』について教えてくりゃしゃんせ」

詠子「調査条件に適合する対象者を一同に集め、司会者(モデレーター)の進行のもと様々な話題について自由に意見交換してもらう座談会形式の定性調査。」

黒奈「方針のないときに、とりあえず仕事をやったという実績を作るときに広告会社や調査会社が多用脛手法。」

白奈「モデレーターの独断を、一般消費者の意見と信じ込ませるための寸劇。」

ゆえ「ぐれーぷじゅーすはすき……」

京「葡萄美味しいね」

ゆうな「はーい次『デプス・インタビュー』についてよろろんです。」

詠子「少人数を対象にした(原則一名)一つのテーマについて絞り込んで深く、詳細な内容を聞くインタビュー手法。人前では話しにくいテーマやじっくり時間をかけて理由を細かく深堀りすることで潜在的なニーズを明らかにするために採用する。」

黒奈「質問者がおぼろげに考えて居たこと、明確な言葉で表現してくれる人を探すための作業。」

白奈「黒奈はぽっちゃ……」

黒奈「コッチヲミロ」

チュドド!ゴッ!ズドン!ちゃリん!ちゃりん!ドゴォォ!

ゆえ「ふるぼっこだ……」

京「強奪もされてる。」

ゆうな「はーい、お次『母集団』についてよろしく」

詠子「調査・研究の対象となる特性をもつすべてのものの集団。標本や資料からその特性(母数)を推定する。母集団に含まれる要素の数をその大きさといい、大きさが有限(無限)な母集団を有限(無限)母集団という。」

黒奈「産院の入院患者から標本を採ったことから、この名前がついた。」

ゆえ「ははしゅーだんだとなんかこわい……」

京「スーパーのタイムセール?」

ゆうな「本日のラストワッフル『フェイスシート』についてプリーズ」

詠子「世論調査で、被調査者の性・年齢・職業などを調べるための調査票。」

黒奈「回答に抵抗感がなくなり、記入に疲れた頃に求める個人情報。」

ゆえ「えいりあんのようたい……」

京「それは覚えた。フェイスハガーだ!」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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