ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(8/7/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんと駒狸さんよ」

黒奈「目の前に青と白のマーブルカラーのドリンクがある。黒奈です。」

白奈「目の前にオレンジと緑のマーブルカラーのドリンクがある。白奈です。」

京「目の前に凄く泡立ってるドリンクがある。己だ。」

詠子「目の前に怖いくらい真っ透明なドリンクが置いてある。私です。」

駒狸「今日は頑張って皆さんに合わせたドリンクを作ってきました。私です。」

友利「友利のはないですか?」

駒狸「もちろんありますよ。どうぞ♪」

友利「わー、お味噌汁みたいな色してるです!」

ゆうな「ガタガタ」

ゆえ「ぶるぶる……」

友利「いただきますです!ごくっ!」

黒奈「一気にいった?!」

白奈「マジか!マジかっ!!」

友利「……ごっつぁんです」
ドタッ

詠子「ノックアウトしたんだけど」

京「良く効くんだな!」

駒狸「はい、効果は保証します」

詠子「いや、あの倒れてるんだけど?」

友利「ぐうぅぅ…ぐうぅぅ…」

駒狸「寝不足だったみたいですね。」

詠子「そう……なのかしら」

黒奈「……」
ズズッ
白奈「私の方に押し付けないで」

黒奈「白奈に健康でいて欲しいの」

白奈「ちょっといい姉を演出しても、まるで響かない」

黒奈「うるせぇ、飲め」

白奈「本性あらわすの早い」

京「クンクン、特に匂いはないな」

詠子「え、私のはなんかすごく花の香りがするんだけど」

駒狸「色々飲みやすいようフレーバーを混ぜてあるんです」

白奈「めっちゃチョコレートの匂い。黒奈のは?」

黒奈「石鹸」

白奈「ん?」

黒奈「石鹸のいい香りがする……。」

ゆえ「なかなかこわい……」

ゆうな「さ、さー次行こう、次!それでは、今日のこんばんワッフル質問に答えてのコーナー!」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

ゆうな「こんばんワッフル『完売』について教えてください」

詠子「商品を売りつくすこと。」

黒奈「発注(生産)量ミスか価格設定のミス。」

白奈「新聞やタレ幕の「完売」広告は、次の類似商品を盛り上げるための演出。」

ゆえ「なのはかんばい……」

京「どういう意味だ?」

ゆえ「じようほうかくらんのまほうのことば……」

ゆうな「はい、次『マーケットシェア』についてお願い」

詠子「同じ商品カテゴリー内の競合者すべての販売量に対するあるブランド、または会社の販売量。」

黒奈「重要なのは、自社に一番都合のいい調査機関を探し出す作業。」

白奈「コミックマーケット行きたい」

京「ターゲットロック」

ゆえ「りりーなおまえをころす……」

ゆうな「はーい、お次『Win-Win』です。よろしく」

詠子「双方がうまくいっていること。特に、政策において両者にとって適度に都合がいいこと。「日中がともに発展するウインウインの関係」。」

黒奈「自分しか得してないときに、相手を誘い込む常套句。」

白奈「リーガルハイ」

京「絶対に負けない!」

ゆえ「わたしもまけない……!」

ゆうな「はい、本日のラストワッフル『アポ取り』についてよろしこ」

詠子「俗に、面会・面接の約束をとりつけること。」

黒奈「上司の視界から消えるための準備作業。」

白奈「アポは取れても結果は残せない」

ゆえ「あっぷるぱいたべたい……」

京「アッパーカット!」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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