ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(7/26/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希の」

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ弐(らじおにー……)!」」

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「もう暑いの怖い。黒奈です。」

白奈「とろける……。白奈です。」

京「日焼け止めを買う。己だ。」

詠子「そうね。買った方がいいわね。私よ。」

友利「全身にくまなく塗るお仕事はいくらからですか?」

黒奈「お前にだけは塗らせないだろ」

友利「じゃあ、濡らせるパターンで」

黒奈「……」

友利「その冷たい視線がたまらないです!」

白奈「どう足掻いても絶望」

ゆえ「ゆえぱんち……!」
ドスッ!
友利「むひゅっ!」

詠子「肌が焼けてひりひりしだしたの?」

京「ううん。悠が鍛錬するなら塗って方がいいって言ったんだ」

詠子「なるほどね」

ゆうな「たまにはいいこと言う」

詠子「……たまには?」

ゆうな「たまには」

京「でも、どういうのがいいかわからないんだ」

友利「友利はローション……タイプがおススメです!ローション!」

黒奈「しつこい」
ゲシッ!
友利「うひょっ!」

ゆえ「ついげき……!」
ごしゃっ!
友利「まぴょっ!」

白奈「スプレータイプが楽でいいと思う」

詠子「クリームもいいけどね。」

京「ほうほう」

詠子「もともと肌って弱い?」

京「刃物で切られたら傷はできる程度には」

詠子「うん。それ、普通」

京「でも、溜めてる状態だったらある程度は耐えられる。」

白奈「超人だぁ!」

ゆえ「わたしもたぶんへいき……」

ゆうな「ふふんっ!」

黒奈「なぜゆうなが自慢げ」

ゆうな「自慢の妹ですから!!」

黒奈「はいはい……」

詠子「帰りに適当なところで日焼け止め買いましょうね。」

京「うん!」

ゆえ「しゃこうばりあー……」

ゆうな「私があなたを守ってあげる。それでは、今日のこんばんワッフル質問に答えてのコーナー!」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

ゆうな「こんばんワッフル『ソリューション営業』について教えてください」

詠子「取引先とのコミュニケーションを図り、取引先が抱えている課題や問題点に対しての解決策を提案し、それを実現するような商品やサービスを受注する営業活動。」

黒奈「受注までの仕掛けを大げさにするが、販売するものは同じ。ときに値上げの口実。」

白奈「ソリッドヴィジョンシステム」

ゆえ「う゛ぃじょんなんかじゃだめだ、げんじつのたべものを……!」

京「ゆえは食べるの大好きだな!」

ゆうな「はーい、つぎ『商談』について教えてください」

詠子「得意先、見込客などに対して、 商品・サービスの取引を納得してもらうための交渉、相談の場。」

黒奈「自分が会社を代表していると錯覚する瞬間。」

白奈「購入は主に稲葉女史からしています」

ゆえ「なにを……?」

白奈「本、勉強の本」

京「勉強家だな」

白奈「男同士の友情の勉強をね」

黒奈「だっしゃぁっ!」
ドゴッ!

ゆうな「はーい、お次『ルートセールス』について教えてくださいな」

詠子「営業が決まったお客様を定期的に訪問する営業手法。卸売業者が契約している販売店に商品を補充したり新たな注文をとったりしながら巡回していくのが典型的なルートセールスだが、直接物販を行わない営業もこの手法をとることは一般的。」

黒奈「「デリバリー職」を動機づけるために作られた呼称。」

白奈「……」

ゆえ「しろめむいてる……」

京「深い一撃だったんだな」

ゆうな「はい、本日のラスト『押し込み』について教えてください」

詠子「無理に入れること。また、無理に入り込むこと。」

黒奈「決算直前に、代理店、販売店等に荷物を一時預かりしてもらうこと。」

京「拳を撃つとき回転させると身体に当たったときより押し込める。」

ゆえ「ほっ、はっ……!」
ギャド!ギャドッ!

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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