ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡2

ー稲葉の部屋(自由ルーム)ー

悠「貴方の…ために歌うことがこんなにも辛いことだなんて…………はっ、夢か…」

シェリー「んん…ん、あ、悠おはよう」

悠「…またっすか。」

シェリー「ええ、また泊めてもらったわ。ここは不思議と落ち着く部屋ね。」

悠「だからって不法侵入は勘弁してください…」

シェリー「いいじゃない独り寝は寂しいんだもの。最近、抱いて寝るものがなくなったせいかあまりよく眠れなくて…」

悠「抱き枕あげましょうか?R指定ですけど」

シェリー「例のテロでツレはひどい怪我をしたのよ。だから、その間はあなたにいろいろ頼るつもり、そういろいろと」

悠「無視はやめてくれませんか?マジで泣きそうになりますから。」

シェリー「そこで早速なんだけど、悠、あなた、キングって知ってる?」

悠「知ってますよ。崇、氷室さん、ジャック…」

シェリー「ジャックアトラスじゃなくて、現デュエルキングの不動遊星。彼、かなりの凄腕と聞いてるわ。そして、赤き竜のシグナーの一人…」

悠「はぁ…知ってるけど、遊星になんのようだ?」

シェリー「フフ、言ったでしょう?私は強い男に興味があるの。ヤツラと戦うためのパートナーは強くなければ勤まらない。だから、もし不動遊星があなた以上に強いのなら、私のパートナーに、より相応しいのは…フフッ」

悠「強いのなら社長とかガッチャだと思うぞ。とりあえず、俺はもう無関係ってことで……」

シェリー「私がどちらを選ぶかは、不動遊星、キングをこの目で確かめてからの事。エスコートしてくれる、悠?この街のキングのところに…」

悠「……」






龍可「ごめんなさい、遊星たちは今、留守にしているの」

悠「だってよ。」

シェリー「そう残念」

アキ「訪ねてもらったのにあいにくだけどみんな鉄砲玉だから、いつ帰るかもわからないわ」

優日「皆、女の子無視していくからね。酷いよね。」

アキ「だいたい…ブッブッ…」

シェリー「(あら、この子シグナーの……ちょっと力量を見てみようかしら)まるで置き去りにされてすねてるみたい」

アキ「別に…」

シェリー「不動遊星もあなたたちみたいな無理解な子供がいると苦労してそう」

龍可「え…」

アキ「何ですって?」

悠「ちょ、なに言い出してる?!」

優日「あーぁ…悠くん。頑張って。」

悠「……だぁもぅ!なんでこうなんだよ!わかったよ!終焉のカウントダウン発動だよ!」

優日「悠くんマンネリだね。」

悠「楽なんだもんこれ。」



ー稲葉の部屋(隣)ー

稲葉「毎回お馴染み。古川稲葉と…」

禅「烏哭禅と…」

貞子たん「貞子たんの…」

稲葉「電!」
禅「脳!」
貞子たん「ラジオ…」


稲葉「はい、今日のゲストは悠と優日よ。」

貞子たん「しぇりーは紗那に似てますね…」

禅「地下で…温泉…へ…ゴー…」
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