ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(7/6/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希の」

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ弐(らじおにー……)!」」

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「台風が発生。黒奈です。」

白奈「黒奈が台風。白奈です。」

京「台風にも負けない螺旋。己だ!」

詠子「梅雨明け間近?私です。」

友利「梅雨で濡れ濡れもいいですよ、濡れ濡れも!」

黒奈「頭の中がカビてるんだろうな」

友利「カビルンルン?」

ゆうな「カビキラー吹かなきゃ」

ゆえ「かれーがかれーがぁぁ……」

詠子「あー、確かに今の時期だとカレーとかって最悪半時間でかびてたりするのよね」

ゆえ「ゆるさない……ぜったいにゆるさないぃ……!」
ゴゴゴ…

ゆうな「これが超レア、ゆえのハイパーモードです」

黒奈「食対する精神がパナイな」

白奈「黒奈もね」

黒奈「おい、さっきからちょこちょこいってるけど、全部怒りに加算されていってるからな」

白奈「執念深い…」

友利「溜めすぎは体に毒ですよ。キモチイーことして発散しないとです!」

京「筋トレだな!」

友利「……まぁ、筋肉も鍛えられるですね!」

黒奈「やかましいわ」
べしっ!
友利「頬ーっ!」

ゆえ「たべることがたのしいことです……」

ゆうな「ゆえは何でも美味しくいただいてるもんね!」

ゆえ「すべてのしょくざいにかんしゃ……」

詠子「いいことではあるわね。食べ過ぎはいかがなものかだけど」

ゆえ「ぜんぜんだいじょうぶ、たべすぎてない……」

詠子「今の状態でもセーブしてたのね…」

ゆえ「いえす……」

友利「友利もおいしくいただいてくださいです!」

ゆえ「いらん……」

白奈「黒奈のお腹なら食べ応えある」

黒奈「どっせぇぇい!」
がごぉん!
白奈「ばぶぁっ!」

ゆえ「それはおねーちゃんのだから……」

ゆうな「さすが妹!わかってる!それでは、今日のこんばんワッフル質問に答えてのコーナー!」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

ゆうな「こんばんワッフル『カニバリゼーション』について教えてください」

詠子「自社の商品が自社の他の商品を侵食してしまう「共食い」現象のこと。カニバリゼーションには本来「人食い・共食い」 という意味がある。」

黒奈「他の事業部長の力が強いときに、新事業をあきらめる口実。」

白奈「つまり黒奈のお腹がおいしそうと思って……」

ゆえ「おねーちゃんがかじりつくこと……」

京「なるほどなー」

黒奈「こらこらこらこら」

ゆうな「ハイ次、『成功事例』について教えて黒奈のお腹」

黒奈「おい!」

詠子「自分がやりたいことをイメージするために参考にするにはとても便利なもの。」

黒奈「学者が後付の理論を加えることによって、世間に認知されていくもの。実際の思考錯誤は取り上げられない。」

白奈「ビジネス誌に掲載されることによって、従業員は「あれは成功だったのか」と気づくもの。」

京「成功するまでやり続ければいい!」

ゆえ「がっつだ……!」

ゆうな「はーい、次『失敗事例』についてお願い白奈」

白奈「白奈です」

詠子「過去の失敗事を例えて参考にし対策や改善策を考えるもの。」

黒奈「各事例を分析すれば、驚くほど共通要因が多いにもかかわらず、担当者が在職中には公にされず、企業として学習されないもの。」

白奈「失敗したらリセットだ!」

ゆえ「ゆとりせだい……!」

京「失敗を繰り返しても成功すればいいんだ!!」

ゆうな「はいお次『成功要因』について教えてください」

詠子「目標達成のために決定的に重要となる要因のこと。また、目標達成の ために最も力を入れて取り組むべき活動や課題のこと。」

黒奈「事後に説明されると納得するが、事前にいわれても誰も信用しないもの。」

白奈「やっぱり早めに裏で手をまわしておくことかな」

ゆえ「そでのした……」

京「諦めない心だ!」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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