ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡2

ー稲葉の部屋(自由ルーム)ー

悠「ぐー…ぐー…ん?」

シェリー「ん…悠、ぐっすり眠っていたわね。」

悠「Why?!」

シェリー「何、驚いてるの?ちょっと泊めてもらっただけじゃない。」

悠「すいません。鍵してましたよね?南京錠と電子ロックの…」

シェリー「勝手にあがらせてもらったわ。鍵は壊してないから安心なさい。」

悠「いや、壊すとかじゃなくてですね。不法侵入の…」

シェリー「実は、私が隠れ家にしていたマンションが爆破テロの標的にされて、焼け出されてしまったの。」

悠「人の話しきい…って、爆破テロ?!」

シェリー「そう、女ひとり異国の地でアテもなく、宿無しってわけ。」

悠「だからって人ん家に忍び込まんでください。」

シェリー「……私は強い男に興味があるのそう、自分のパートナーとしてね。」

悠「都合が悪くなると話そらすの止めませんか?」

シェリー「あなた、デュエルに「かけて」はとてもいい腕してるし、パートナー候補者としては、申し分ないわ」

悠「今、「かけて」の部分だけ協調しましたよね?他は?」

シェリー「そこで、未来のパートナーにお願いなんだけど、私をこんな境遇にしたヤツらにお返しをしてやりたいの。もちろん、協力してくれるわよね。私たちはもう、深い仲なんだから…」

悠「Why!!?」

シェリー「フフッ…冗談よ。昨日は、ソファを借りて独りで寝ただけ。さ、わかったら、早く準備してモタモタしてると、置いていってしまうわよ?」

悠「構わず行ってください。」

ズキュン!!

シェリー「置いていってしまうわよ?」

悠「今すぐ支度します!」
……


田中「ミー達は強いよ?」
ケンヨウ「おとなしくカード寄越しな」

シェリー「悠、どうやらコイツらが私を狙ってるヤツラよ。」

悠「いや、絶対違うとおもいますよ。」

シェリー「さぁ、悠!貴方の力を見せてちょうだい。」

悠「う~…ドロー!手札から終焉のカウントダウン発動!」

…………20ターン後勝利





田中「な、なかなかやるじゃない…」

ケンヨウ「ありえねぇ~」

シェリー「さあ、答えなさい。誰の指図で、私のマンションを襲ったの?」

ケンヨウ「襲ってなんかねぇし…」

シェリー「とぼけるな!」

ケンヨウ「何この女、やっべぇ…」

田中「ビークール、ビークールだよ。それとは無関係なのさ、ミーたちは」

悠「ですよねぇ…」

田中「レディ、キミがあのマンションの火事から逃げだすだろうから、後を追ってカードを手にいれろ、頼まれたのは、オンリーそれだけなんだ。」

悠「関わりはあったのかよ…」

シェリー「わかったわ。消えなさい。……助かったわ、悠。ありがとう。やっぱりあなたは、私の見込んだ通りの人ね。フフッ、ますますほしくなっちゃったかも……!この着信は…!アロー………ごめんなさい、悠。私、行かなきゃならなくなってしまったわ。また会いましょう、悠。きっと…ね」

悠「……俺のパートナーにまともなのはいないのか?」


ー稲葉の部屋(隣)ー

稲葉「毎回お馴染み。古川稲葉と…」

禅「烏哭禅と…」

貞子たん「貞子たんの…」

稲葉「電!」
禅「脳!」
貞子たん「ラジオ…」


稲葉「はい、今日のゲストは悠よ。」

禅「悠…さんの…受難は…まだ…まだ…続き…ます」

稲葉「クスクス。けど、女性パートナーね」

貞子たん「華麗なるりべんじゃ…」
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