ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(1/18/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希の」

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ弐(らじおにー……)!」」

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日
のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんと真桜ちゃんよ」

黒奈「落ちる、割れる、滑るは縁起が悪い。黒奈です。」

白奈「敗れる、失敗、ミスも駄目かなぁ。白奈です。」

真桜「ゲンを担ぐ前に勉強しろなの。真桜なの。」

友利「このシーズンに言っちゃいけない言葉の連打にはぁはぁしちゃうです。」

黒奈「お前はなんにでもはぁはぁするだろ」

友利「えへっ♪」

白奈「これでもかって言う満面の笑顔にイラッとした」

ゆうな「ところで、バレンタインの季節が来るよね」

黒奈「二月にな」

ゆうな「私の本命は黒奈ってことでチョコを贈るつもりなんだけどいいよね。」

黒奈「本命というな本命と」

ゆえ「わたしのほんめいはしろな……」

白奈「渡してくれるのはもちろんホワイトチョコかな」

黒奈「本命って言葉にツッコメよ!」

白奈「ゆえを味方に引き込めば黒奈の理不尽な暴力から守ってもらえるかもという希望にすがりたい。あと、いろいろコスプレさせたい」

黒奈「明らかに後者が本当の目的だろ!」

白奈「そうですとも!」

友利「コスプレ例大祭という……」

黒奈「それ以上はいけない!」
ズブスッ!
友利「めつきぃ!!」

白奈「ちなみに真桜嬢はなんで黙ってるの?」

真桜「喋るのダルイからなの。」

黒奈「ラジオなのに喋るのダルイって…」

真桜「どうせこのあと喋らなきゃいけないんだから別にいいだよなの。」

ゆうな「アンニュイ系脱力幼女!それでは、今日のこんばんワッフル質問に答えてのコーナー!」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

ゆうな「こんばんワッフル。『遅刻』について教えてください」

真桜「事前に定められた日時に遅れることなの。」

黒奈「理由を色々と探してみて、どうしても見つからなかった時の最終結論。」

白奈「これに納得できず、出勤簿上は欠勤とするものも少なくない。」

友利「遅刻って言葉は恥こ……」

真桜「ゆえ」

ゆえ「ふんっ!」
ガッ……ゴンッ!
友利「うぎゃぅ!」

黒奈「おー、頭を掴んでテーブルに叩きつけた」

ゆうな「はい、次行きますよー『病欠』について教えてください」

真桜「病気のために欠席、欠勤することなの。」

黒奈「当日の朝に申請される有給。」

白奈「上司の出勤前や会議中に連絡が入ることが多い。」

ゆえ「たべてもたべてもおなかがすくんです……」

真桜「お前は何も欠さないだろなの」

ゆうな「ハイハイ次行くよん。『育児有給』について教えて下さい」

真桜「子供を養育する労働者が法律に基づいて取得できる休業のことであるなの。」

黒奈「男性の習得率が著しく低いのは、「育児なし」だから?」

白奈「意地だけは一人前説」

友利「育児のための子供希望です」

ゆえ「きゃっか……」
ドスッ!
友利「みぞおち!」

ゆうな「はい、それじゃ次『納期』について教えてください」

真桜「金、注文品などを納める時期、期日なの。」

黒奈「仕事に着手する日の翌日のこと。」

白奈「徹夜になりそうな日が前もって分かる日。」

ゆえ「にょっきたべたい……」

ゆうな「はーい、本日ラスト行きます『徹夜』について教えてください」

真桜「夜通し寝ないで作業を続ける状態を指すなの。」

黒奈「肉体的、精神的疲弊と引き換えに、成就感を得る作業。」

白奈「仕事の段取りが悪く、時間切れとなったことを取り繕う儀式。」

友利「昨晩はお楽しみでしたね」

ゆえ「おーるないとげーむぷれい……」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
61/100ページ
スキ