ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡2

ー稲葉の部屋(自由ルーム)ー
悠「こんちゃーっす……?」

稲葉「……」

カリカリカリカリカリカリカリ…

禅「……」

カリカリカリカリカリカリカリ…

悠「え、えと?」

禅「あっ……ど…うも」

稲葉「あら、悠来てたの。」

悠「来てたが…邪魔なら帰るぞ。」

稲葉「邪魔じゃないわよ。ねぇ?」

禅「は…い。」

悠「それじゃあ…座らせていただきます。」

禅「そんな…畏…まら…なく…ても…」

悠「けど、原稿なんだろ。」

稲葉「違うわよ。これは雑誌投稿用のハガキよ。」

悠「ハガキ?」

禅「は…い。よか…っ…たら…悠…さんも…描きま…せんか?」

稲葉「最近やったゲームのイラストとかどう?」

悠「レジェン◯オブマナだけど。」

禅「なら…ニキ…◯タ…なんか…いかが…です?」

悠「うーん、いいや。二人が描いてるの見てる。」

禅「そう…ですか…」

悠「っか、禅って手書きなんだな。」

禅「普段は…完全に…デジタル…です。なので…さっき…も…描いてるとき…」
~~

禅「……(あ、ミスった。アンドゥ…アンドゥ…)」
~~

禅「アンドゥ…機能…ねぇよ。って…ツッコミ…ましたよ…自分に…。脳の…デジタル化…ですよ」

悠「重病だな。」

禅「ホント…言えば…さっき…から…自分の…右手も…邪魔…だったり…します。」

悠「なんで?」

禅「完全に…デジタル…です…から…ポインタ…だけに…ならない…もんかと…もー…右手が…邪魔で…邪魔で…」

悠「なるか。っか、禅君って時おりバカだよな。」

禅「はは…」

悠「稲葉はなに描いてんだ?」

稲葉「ハ◯ヲよ。」

悠「どうせなら、揺◯とア◯リが水着姿で棒アイスをなめてる絵を描いてくれないか?」

稲葉「自分で描いたら?」

悠「やっぱ他人が描いた絵のがいいだろ」

稲葉「ただの水着姿っていうのはねぇ…」

悠「じゃあ、二人ともスッパテンコーでいいぞ」

稲葉「面白いけど、それ譲歩じゃなくて要求増えてるだけよね、それ。」

悠「……テヘ。」

稲葉「悠がなにか描くなら考えてあげるわ。」

悠「ぅえー…俺が書くのは授業中黒板とってるノートに落書きだけだずぇ」

稲葉「あと、教科書ね。」

悠「そうだな。教科書一冊あたりにパタ◯ン一個小隊くらいは描くな。」

禅「授業中…ノートに…描く…落…書きって…普段の…二倍の…クオ…リティ…に…なります…よね。」

悠「あるな。」

稲葉「あと、テストの問題用紙にも描くわね。」

悠「う……。あれさー俺がガッコ受験したとき、問題用紙も回収されてマジに焦ったな。マジで」

稲葉「あははは。バカだバカが居るわ。」

禅「悠…さん…らしい…ですね」

悠「うるへーって…お前らもうペン入れ終わったのかよ…早いな。」

稲葉「そう?」

禅「おや…いつの…間にか…時間…ですね」

稲葉「あら、じゃあ締めておきましょうか。毎回お馴染み。古川稲葉と…」

禅「烏哭禅と…」

貞子たん「貞子たんの…」
稲葉「電!」
ともき「脳!」
貞子たん「ラジオ…」

稲葉「今日のゲストは悠でした。」

悠「どっから湧いた…」

貞子たん「テレビの中で寝てました…」
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