ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡2

ー稲葉の部屋(自由ルーム)ー
悠「……」

海「あれ?どないしてん?」

悠「……」

ともき「布団かぶって体調不良か?」

悠「いや…頭冷やしてるだけだ。」

ともき「は?熱でもあるのか?」

海「っか、DS放り出したままやん。借りるで」

悠「待て、それは危険なDSだ開けるな!」

海「は?」
ともき「は?」

『ねえ…凛子とサバ缶どっちが好き?』

悠「凛リンに決まってるだろ!JK!あああああ凛リンかあいいよ!そのおでこがうなじがつるぺたがツンデレが俺の彼女……いや、むしろもう俺の嫁!」

海「うわあぁ!」

ともき「っ…」

悠「ゼーハーゼーハー…という感じでラ○プラス+は危険なソフトだぜ。」

ともき「ソフトはともかく今の悠が危ないのはよく解った。だがら近づくな。」
海「キモオタだとか超ドン引きとかそんなチャチなもんやない断じてない。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったわ…って顔しとるでともきにぃやん」

ともき「そこまでは思ってない。」

悠「まぁ、いいですけどねー。キモオタでもヒキニートでも。」

ともき「卑屈になるなよ思ってないって言ってるだろ。」

悠「まぁ、とりあえずやってみろよ。ただし、俺の凛タン以外な。」

ともき「遠慮する。」

悠「つかさには黙っててやるって。はぁはぁ」

ともき「やめろ。息をあらげながら肩を掴むな。」

悠「ちっ、仕方無い海やってみろよ。」

海「うーん、楽しいんかなぁ…」

ともき「っか、ずっとあのゲームやってたのか?」

悠「あぁ。あれは危険大ヤバすぎだ。歳上の寧々たんもいいし、同級生の愛花たんも可愛すぎる。けどやっぱり年下ツンデレ猫の凛リンが最高だ。」

ともき「は、はぁ…」

悠「いやぁカワイイ彼女をひたすら触る、なでる、話す、そしてチュー、親密度があがると態度だけじゃなく服から髪型まで彼氏好みに変わるからな。もう俺の彼女は凛リンで決定だよ。」

ともき「お前…何人か泣くぞそのセリフ。」

悠「はっ?」

ともき「いや、何でもない…」

悠「さて、海どうだ?そろそろコクられたか?」

海「あかんわぁ…どないしょ、うちヘテロのはずやのに愛花…愛ボンがムチャクチャ可愛く見えてきた…せやけど、ふっと冷静になったらDSに向かってニヤニヤしとる自分がキモぉて自律神経がどうにかなりそうやゼーハーゼーハー…」

悠「海がおかしいんじゃないさ。この悪魔のソフトの魔力だよ」

ともき「……(捕まる前に帰るか)」



ー稲葉の部屋(隣)ー

稲葉「毎回お馴染み。古川稲葉と…」

禅「烏哭禅と…」

貞子たん「貞子たんの…」

稲葉「電!」
ともき「脳!」
貞子たん「ラジオ…」


稲葉「はい、今日のゲストは悠と海ちゃんとともき君よ。」

禅「ゲーム…にも…登場…して…実在…する…熱海…の…ホテル…大○屋…に…ラ○プラスで…泊まります…と…伝え…ると…一人でも…二人分の…布団を…敷いて…くれる…サービスが…存在…します。」

稲葉「ラ○プラスアーケードの登場も控えてるし、ラ○プラス現象はかくも広がっていくわね。」

貞子たん「ちゅ…はーと…」
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