ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)(7/22/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日
のゲストは悠と楓子さんと神姫さんよ」

悠「マギィィィーー!おれだ」

楓子「真空斬りの極意を身につけたい私ですやよ」

神姫「雨降って風吹いてほしい私です。」

友利「それはアレですか。ずぶ濡れになりながら色んなところがペラペラめくりたいという願望ですか?」

神姫「……」

ドスッ!
友利「ゴフッ!」

ゆうな「無言で突いた」

ゆえ「しかものど……」

神姫「暑いからね。」

楓子「手加減はするけど弱点を的確に突く……なかなか恐ろしいですねやよ。」

悠「毒針だって急所に当たって即死だしな」

神姫「即死なんてダメよね」

悠「なんで?」

神姫「殺さず生かさずっていうのが……大事でしょ?」

悠「農民から搾取する悪代官か」

神姫「は?」

悠「あ、ヤバい……。なんか目つきがヤバい」

ゆうな「目が赤くなってたら興奮している証」

神姫「私は王蟲(※)か。」

※:ナウシカなう

ゆうな「……破壊力的な意味なら一緒かも」

神姫「……」

ドスッ!
デモン『……』
ゆうな「ひっ!?」

神姫「オートガードって邪魔ね。」

ミシッ……メキキッ!
デモン『……』

ゆうな「貫いてきてる!私の絶対無敵金剛イージスの盾を貫いてきてる!」

悠「アホみたいな名前つけてるからじゃね?」

楓子「しかし、凄いですねやよ。私も何度か試し斬りさせてもらいましたが摸造刀では弾かれたのに神姫さんは素手で貫きつつありますやよ。」

ゆうな「これ、怖い!すごく怖い!」

悠「自動防御(オートガード)に頼り過ぎてるとどういう目にあうかを学ぶべき時が来たんだな」

ゆえ「おねえちゃん、ぱりぃとかむけいのかたでたいしょ……」

ゆうな「どっちも剣装備が必要な件!」

神姫「よいっ……しょっ!」

ズプシャッ!
デモン『……』

ゆうな「貫かれた!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」

神姫「ふふっ。だぁめ。」

ゴンッ!
ゆうな「きゅっ!」

悠「ゆうなも自動防御以外の事が出来るようにならないと上級のダンジョンに潜った時、盾役(※)しか出来なくなるぞ」

※:敵の攻撃を受けることを役割とするキャラクターのこと。

神姫「盾役はそれが仕事だからいじゃない。」

ガシッ!
悠「あれ、なんでおれは胸ぐら掴まれてるんです?」

神姫「子の粗相は、親のしつけの問題」

ドゴッ!
悠「ぐぶぁっ!」

ゆえ「ししるいるい……」

楓子「ところでダンジョンってなんですかやよ」

ゆえ「もんすたーとかがでてたからばことかけいけんちとかおかねとかおもちかえりほうだいなばしょ……」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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