ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)(7/1/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

友利「友利ちゃんの」

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

友利「に~っ!」

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは悠と揺光よ」

悠「燃えるほどヒート!おれだ」

揺光【梅雨はうっとおしいのぉ。妾じゃ】

友利「揺光さんくらいになったら梅雨ぐらいワンキルじゃないです?」

揺光【めんどくさい。】

悠「めんどくさいだけで出来るんだな……お前。」

揺光【こんこん♪】

ゆうな「妖狐すげぇ!」

ゆえ「にんげんをちょうえつしてるー……!」

悠「いや、揺光は端っから人間じゃないから」

揺光【人間でなくともじめじめはうっとおしいんじゃがな。】

ずりずり
悠「うわぷっ……尻尾をなすりつけるな!」

友利「擦りつける……エロいです!」

悠「なすりつけるってんだろ!」

ゴッ!
友利「ぎゃぷっ!」

ゆうな「同じようなに意味な気がする」

ゆえ「もふもふもふもふ……」

悠「おおう……娘のひとりがもふもふの虜に…」

友利「女の子はもふもふと太くて硬いに弱いです」

悠「後半がおかしい」

ゴッ!
友利「太くて硬いこぶひっ!?」

揺光【おおそうじゃ。忘れておった……ええと……これは、違う。これも違ったな】

ゴト、ドタっ、バラバラ……

悠「得体の知れない物がテーブルに並べられていく。」

ゆうな「ゆえ、見て見て明らかにこの世のものとは思えな色したゲル状の物が入った小瓶」

ゆえ「なにかのほね……」

悠「お願いだから平気でそういうものに触らないで、元あった場所に置いて!」

揺光【ええと……はて、どこにいれたかのぅ】

友利「まるで四次元ポケットですね。」

悠「四次元袂(たもと)だがな…」

揺光【ええと……これか?】

ズルルッ
貞子たん『しくしくしくしく…』

悠「どこにしまってんだ!?」

揺光【袂じゃが?】

悠「平然と言いやがって……」

揺光【ということでほれ、貞子たんじゃ】

貞子たん『暗かったよー怖かったよー…』

ゆえ「ちょうないてる……」

悠「泣かすなよ。仮にも悪霊だぞ」

ゆうな「でも、幽霊って泣くのが仕事なところあるし」

悠「それは恨み辛みで人間を驚かそうとしてる場合だろ。この泣きかたは違う」

友利「でも、それがじわじわと快感に変わっていくですよね。」

悠「ならねぇよ」

揺光【いつまでもめそめそしておると殺生石に封印して海に沈めるぞ】

貞子たん『ひぃ…!』

悠「やめたれ……っか、お前が封じられる側だろ普通。」

稲葉「次回からは貞子たん復活ね!」

悠「明日までに立ち直ってればいいけどな」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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