ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)(6/29/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

友利「友利ちゃんの」

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

友利「に~っ!」

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんよ」

黒奈「圧倒的なスナイピング性をもつレーザーとかは許しちゃいけない。黒奈です」

白奈「火炎放射で何もできずに即詰み……絶許。白奈です」

ゆうな「黒奈と白奈も参ってるみたいだね」

白奈「参ってるっていうか……」

黒奈「殺意が芽生えてきたレベル」

友利「例のフリーダムウォーズですか?」

黒奈「それ」

友利「まぁ、ゲームは連続してやると疲れるから上手く操作できなくなってるだけですよ。ちょっと休憩すればちょちょいのちょいですよ。さぁ、休憩のために友利がマッサージをしてあげるです。マッサージ!」

黒奈「うるせぇ!」

スパァン!
友利「はひんっ!痛みがいつもの二割増しですぅ///」

白奈「あのゲームするときは八つ当たり用の道具がいるよね」

ゆうな「お父さんは危うくPSVへし折りかけたっていってた。っていうか、壁とテーブルと引きだしに拳大の穴があいてた」

黒奈「本格的に切れてるね」

ゆえ「うん……」

ゆうな「ちなみに何処で詰まった?」

黒奈「第六の蜘蛛と虎の試験」

白奈「フィールドを蹂躙しまくって無茶苦茶」

友利「蹂躙で無茶苦茶って、なんかエロいですね」

黒奈「今の私たちは手加減できない、ぞ?」

白奈「愛と怒りと悲しみが溢れている」

友利「友利は愛しさと切なさで分泌されるものが溢れそうです///」

ゆうな「終いには本気で怒られるよ?」

友利「怒られるって……ご褒美ですよ?」

ゆうな「ダメだ日本語が通じない」

ゆえ「けど、くろな、しろな、ほんとうのじごくはそこじゃない……」

黒奈「え?」

白奈「なん……だと?」

ゆうな「うん、本当の地獄は第七情報位階権限取得試験」

黒奈「なにが……起るの?」

ゆうな「集団暴力。一対多重のリンチ」

ゆえ「しほうはっぽうからのすないぴんぐとれーざーほうげき……」

黒奈「いやいやいや、一対多重って……仲間は?アクセサリは?」

ゆえ「さんかできません……」

白奈「ばんなそかな……」

ゆうな「さらに真の恐怖は群がってくる敵を倒しても……復活させて襲ってくるという無限ループ。この世の地獄が始まるんだよ」

白奈「おかしいよ!」

黒奈「これ以上、イライラが続いたら私も本当に壁に穴をあけちゃいそうで怖い」

ゆうな「お父さん曰く、ラスボスよりそのミッションのが難しいって」

黒奈「そう……ん?ちょっと待てラスボス倒してるの?」

ゆうな「うん。とりあえずそこまでいって今は死んだように寝てる」

黒奈「……負けられない!」

白奈「黒奈の闘争心に火がついちゃった……」

ゆえ「おとーさんといいらいばるになりそう……」

友利「性玩具ポジションは譲らないですよ!」

黒奈「いらねーよ!」

スパァン!

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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