ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)(5/16/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

友利「友利ちゃんの」

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

友利「に~っ!」

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんよ」

黒奈「どんな夜にも必ず終わりは来る。闇が解け、朝が世界に満ちるもの……。人、それを…『黎明(れいめい)』という黒奈だ」

白奈「悪の暴力に屈せず、恐怖と戦う正義の気力!人、それを……『勇気』という白奈だ」

友利「マシンロボですね」

ゆえ「うちゅうしんけん、しょうらい……」

白奈「ロム兄さんカッコいい」

黒奈「へぇ、白もそんな普通の感想言えたんだ」

白奈「別にちゅーしたいとかそんなんじゃねーから」

ゆうな「可愛い」

友利「代わりにお姉さんがちゅちゅペロペロしてあげるです」

ゆうな「サンダースマッシュ!」
デモン『……』

ドゴォッ!
友利「あべし!」

稲葉「そういえばそういうタイトルの薄い本が有ったわね。BLの」

黒奈「やっぱりそっち系か」

白奈「BLの嫌いな女子はいないという名言が有って……」

黒奈「自重しろ」

ザグスッ!
白奈「ぎゃぁぁぁ」

ゆうな「わー、ストレートなサミング(目突き)だ。」

友利「ハァハァともりもして欲しいです。ぐちゅくちゅって……」

ゆうな「ストーンフリー!」
デモン『……』

ドガガガ!
友利「WWWRRRRYYYY!!」

ゆうな「歴史の闇に沈め!」

ゆえ「だいじょーぶ……?」

白奈「私が死んでも変わりはいるから」

ゆえ「あやなみー…」

ゆうな「プラグスーツってえっちぃよね。」

黒奈「プラグスーツよりダンボールのが優秀」

ゆえ「だんぼーる……?」

黒奈「ダンボール箱は敵の目を欺く最高の偽装と言える。潜入任務の必需品だ」

ゆうな「そうなのか?」

黒奈「勿論だ。ダンボール箱に命を救われたという工作員は古来より数知れない」

ゆうな「みんな……これを使ってきたのか?」

黒奈「当たり前だ。ダンボール箱をいかに使いこなすかが任務の成否を決定するといっても過言ではないだろう」

ゆうな「……」

黒奈「ただし、いかにダンボール箱といえど素材は紙だ。手荒い扱いをするとすぐ駄目になるぞ。ダンボール箱は大事に使え。丁寧に扱えばダンボール箱もきっとお前に応えてくれる。真心をこめて使うんだ。必要なのはダンボール箱に対する愛情。粗略な扱いは許さんぞ。いいな。」

ゆうな「……ああ。」

優希「なにごっこだ」

友利「メタルギアソリッドごっこですね」

黒奈「分かってくれる人がいるといい」

ゆうな「うろ覚えだけど頑張った」

優希「いつもこういう風に遊んでるの?」

ゆえ「うん、げーむしたり……」

白奈「レンタルビデオ見たりもするけど黒奈が夜トイレ行けなくなるのにホラー映画を……」

黒奈「もう片方の目もいっとく?」

白奈「遠慮します」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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