ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)(5/15/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

友利「友利ちゃんの」

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

友利「に~っ!」

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは悠と窈さんよ」

悠「「圧迫祭り」よッ!お顔を圧迫して!!のおれだ。」

窈「人間賛歌の俺です」

悠「オラァっ!」
ブンッ!
ひゅっ!
窈「なんで?!」

悠「あるがままの運命を受け入れさせてやろうと思って……ツェペリの人間の魂を見せてみろやッ!」

窈「このひと……とにかく殴るためだけに何かと理由をつけようとしている!」

ゆうな「殴っていいのは殴られる覚悟があるヤツだけだ」

窈「俺は殴られる覚悟って言うか理由が無いけどね!」

悠「こぉぉぉ……!」

窈「波紋的な呼吸をしているところ悪いんだけど、今日はもう一人ゲストが居るからちょっと拳を納めてくれないかな!」

悠「あん?ゲストっだと?誰だロバートデニーロか?」

窈「なんでロバートデニーロ……じゃなくて、ウチの事務所から呼んだ。天海春香です」

春香「ど……きゃっ」
どんがらがっしゃーん!

ゆえ「なにもないところでつまづいた……」

悠「えー……」

友利「残念……見えなかったです」

ゆうな「なにを見ようとした」
デモン『……』

ゴッ!
友利「きゃぴゃっ!?」

春香「あいたた……し、失礼しました。天海春香です!今日はよろしくお願いしまーす!」

窈「大丈夫、いつもの事だ」

悠「仕込み?」

窈「いや、天然物だよ」

春香「そんな天然じゃないですよ!」

窈「でも、俺は安心できてるよ」

春香「えっ?」

窈「どんな転げ方しても怪我しないのが春香の転び方だから。」

春香「どんな安心ですか!」

ゆうな「受け身の達人?」

ゆえ「しゃおりー……?」

春香「そ、そういうんじゃないけど」

ゆうな「握手してください」

春香「えっ、あ、はい♪」

ゆうな「わーい♪」

悠「おれが言うのも何だが会話の投げ方が無茶苦茶だな」

窈「悠君とそっくりって事だよ」

悠「あ?」

窈「お口チャックノリス」

ゆえ「あくしゅおねがいします……」

友利「喜んでです♪」

ゆえ「ごっどふぃんがー……」

ぐわしゃっ!
友利「えんどぉぉ!?」

春香「?!」

悠「気にしないでくれ。いつもの事なんで」

ゆえ「すいません、もういちど……」

春香「あ、はい。よろしくね。えーと……」

ゆうな「この娘はゆえ。わたしはゆうなです。」

春香「ゆえちゃんとゆうなちゃん。うん、覚えたよ!」

窈「どう?」

悠「どう……と言われても。娘は大はしゃぎだから良いんじゃないか?モノホンのアイドル勝手に連れ出していいのか?」

窈「平気平気、ちゃんとこれもギャラ発生するし……ココだけの話し、下手な番組よりすごいよ?」

悠「バカな……おれなんて一回の出演でデリシャスバー一本なのに……」

窈「うまい棒ね……。っていうか、十円?」

稲葉「悠だもん。」

悠「おれだからかい!!」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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