ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡2

ー稲葉の部屋(仮)ー


「おーい、稲葉、禅、貞子たんって……誰もいないし。あいつ等本気でラジオ投げ出す気じゃ無いだろうな……。ま、しゃーない、適当に時間潰して待ってるか。」

鈴猫「こんにちは~ちょっと遅れ…」

悠「……」

カチカチカチカチカチカチカチカチカチ

鈴猫「?!(な、なに、稲葉ちゃん達はいないし…悠は一心不乱にボタンカチャカチャしてて怖い…)」

悠「……おっ?鈴猫来てたのか」

鈴猫「え、えぇ」

悠「なにドアに張り付いてる?」

鈴猫「いや、その…」

悠「まあ、いいや。稲葉も禅もどこ行ったのか帰ってこないんだよ。適当に待ってようぜ」

鈴猫「うん。」

悠「さて……」

カチカチカチカチカチカチ…

鈴猫「ジーー」

悠「……」

カチカチカチカチカチカチ…

鈴猫「ジーー」

悠「…なに?」

鈴猫「あ、ごめん。何してるのかなって」

悠「あーこれな、セガのリズムアクションゲーム。それのセカンドだ」

鈴猫「リズムゲームって太鼓の○人みたいなの?」

悠「まぁ、基本ルールはそんな感じだ。」

鈴猫「ふぅん。最近のゲームの音楽とかって
すごいの?」

悠「すごいっか…俺の場合ゲームキャラで買ってるからな。音楽も好きだけど」

鈴猫「リズムゲームなのにキャラクター?」

悠「現物見た方が早いぞ、ほら。」

鈴猫「(近っ)う、うん……緑色の髪の女の子がネギ振ってる?……これリズムゲーム?」

悠「そうだよ。少しやってみるか」

鈴猫「あ、じゃあ簡単なのやらせて。」

悠「簡単なのな……じゃあ右肩の蝶(easy)でいくか……ほれ。」

鈴猫「やり方は?」

悠「画面出てくるボタンと同じやつをタイミング良く押すだけ。」

鈴猫「なんだ、簡単じゃん。よーし……」

悠「とっまぁ、リズムゲーム初心者は簡単だと思うんだけどこの手のゲームってタイミングとかシビアなのが多いから……」

鈴猫「あ、あれ…今の…わっ…ちょ、ええ…あーー…」

悠「意外と難しいだろ」

鈴猫「これ、本当に簡単なの?変なとこからマークとんでくるしこの娘が踊りまくって集中できないんだけと…」

悠「うん。正直集中できんよ。だから、最初はマークしか見ないようにする。あとは何十回とクリアし続けて指に覚えさせればノーミス打ちもできるぞ。ただ別の曲に変えた瞬間ポロボロになっけど」

鈴猫「なんて不毛なのよ…。」

悠「けど、衣装(モジュール)とかキャラも変えられて楽しいぞ」

鈴猫「ふぅん…あ、可愛い。金髪のリボンの娘」

悠「俺は俄然ハクたんだな」

鈴猫「ふーん…へー…」

悠「この腰のラインなんか良いだろなかなかたゆんたゆんだし」

鈴猫「……」

悠「何だよ」

鈴猫「別にー」

悠「もっ回やってみるか?」

鈴猫「うーん、私見てるからなんかクリアして見せてよ」

悠「じゃあ…俺の好きなワールドイズマイン(Extreme)やるか。よく見てろよ」

鈴猫「うう、う、うん(近い近い///顔近い////)」


ー稲葉の部屋(隣)ー

稲葉「しばらくはこーゆー感じに進めるのはどうかしら」

禅「悪く…無い…です…ね」

貞子たん「まじっくみらーって凄いですね…というか…同じ部屋をもう一つ用意した稲葉さんが凄いです」

稲葉「ふふ、次からはあっち部屋は自由ルームに改装するけどね」

貞子たん「自由るーむ?」

禅「ようは…部室…みたいな…物です…必要な…ものは…各自…持ち…込み…で…あとは…お任せ…って…感じです」
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