ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡2

ー稲葉の部屋(仮)ー

稲葉「毎回お馴染み。古川稲葉と…」

禅「烏哭禅と…」

貞子たん「貞子たんの…」

稲葉「電!」
禅「脳!」
貞子たん「ラジオ…」

稲葉「はい、今日のゲストは悠と、復讐に燃えるともき君よ。」

ともき「俺はソードストーカーかなんかか。」

悠「誰だよ。ともきを怒らせた奴は。」

ともき「……ジーー」

悠「なんで俺を見つめてる。照れるじゃないか。」

ともき「はぁ…」

稲葉「と言うことで…今日はヘタ…ゲフン、ともき君の変わりに悠を凹ませるわね。」

貞子たん「凹ませるのかー…」

ともき「いま、ヘタレって言わなかったか?」

悠「ちゅーか、本人(俺)を目の前にしていうか普通。」

稲葉「まぁ、細かいことは置いといて、悠は凹んだらちゃんと頭を地面に擦り付けて謝ってね。ともき君に。」

悠「凹ませる上にそこまで謝罪しないとダメなのか。」

稲葉「全部ともき君の指示よ。」

ともき「いってねぇ。」

悠「ともき、これは俺に対する挑戦ととるぜ?」

ともき「お前も簡単に信じてんじゃないよ!」

稲葉「じゃぁ、まずは軽めに」

禅「これを…どうぞ…」

悠「ノート?」

稲葉「悠の後ろの席の女の子のノートよ。中を見てみて。」

悠「?」

【小鳥遊君が邪魔すぎで黒板見えない。イライラする。ウザい、消えてほしい。】

悠「……」

ともき「うわぁ…」

稲葉「凹んだ?」

悠「まぁ、これがリアルなら凹んだかも知れないな」

稲葉「あら、本物よ?」

悠「いや、本物って…俺の席の後ろって女子じゃなくともきなんだけど。」

ともき「あ、そうだった。」

稲葉「……」

悠「……」

稲葉「ともき君が書いたものよ」

悠「うおぉのれぇぇ!とぅぅもぉぉきいぃめぇーー!」

ともき「だから、見え見えの嘘を信じんなっての!!」

稲葉「禅君、今のうちに次いって」

禅「御意…では…これを…どうぞ…」

悠「うん、漫画か………………」

ともき「どした?」

稲葉「どう凹んだ?」

悠「いや…凹んむっうか、○そ○そテクニックなんて何処で手に入れた。」

禅「ヤフ○ク…です」

悠「わざわざごくろうさん。嫌な気分を堪能させてもらったよ。」

稲葉「ダメだった?」

悠「精神的には凹んだかも。あ、ともき読むか?」

ともき「誰が読むか!」

稲葉「おかしいわね…絶対に凹むと思ったのに。」

悠「お前その片寄った考え方を改めた方がいいぞ。マジで」

稲葉「じゃあ最終手段しかないわね。」

悠「人の話を聞けよ。」

ともき「最終手段って?」

稲葉「金剛さんに思いっきりぶん殴ってもらう。」

悠「物理的に凹まそうとしてんじゃねぇ!」

ともき「あの…もういいから。っか、最初から頼んでも無かったよな。」

稲葉「あら、残念。じゃあひとつだけ、最後にいい。」

ともき「はい?」

稲葉「悠になに言われてもね。野良犬に噛まれた程度に思えばいいのよ。どうせ僻みなんだから。」

悠「今の一言が一番凹んだよ」
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