ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(3/11/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

友利「友利ちゃんの」

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

友利「に~っ!」

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは悠と崇さんと氷室さんよ」

悠「揚げものLoveのおれだ」

崇「揚げものならメンチが好きな俺だ」

氷室「天麩羅が好きな私です」

友利「裸エプロンで揚げものって一度で三度も美味しいプレイですよね」

悠「その三度の旨味を言ってみろ」

友利「見え隠れがエロい、跳ねた油が生肌に当たって熱きもちいい、友利を食・べ・て・です♪」

悠「熱した油の中に落ちろ」

氷室「現代のリアル五衛門風呂ですね」

悠「霊幻道士でキョンシーをカラっと揚げるのを思い出した。」

崇「しかし、それはちょっと面白そうだな」

悠「すまん、どういう意味で?」

崇「手を砕いたり、切ったりするより、熱した油に手を突っ込ませた方が効果的かもという意味で、だ」

氷室「崇は平然と怖いこといいますよね。しかも、実行するし。あははは」

悠「笑い事じゃないわぁ」

ゆえ「しゃざいというこういはつらければつらいほどそのかちをますそのつらさにたえてこそしょうめいできる……」

崇「なかなかいいことを言うじゃないか」

悠「会長のセリフだけどな」

氷室「私は謝罪より誠意を形で露わしてくれた方がいいと思いますけどね」

悠「やだ、涼やかな顔でこのひと生々しい」

崇「俺は謝罪=痛みで払ってくれたらいいがな」

悠「それは謝罪やなくて制裁や」

友利「お仕置きならいくらでもしてくれていいですよ?むしろそれがご褒美です」

悠「ゆえ」

ゆえ「くろすちょっぷ……!」

ごしゅっ!
友利「あぐぁっ!!」

氷室「まぁですが、そんな心の底から怒るようなこともないと思いますけどね。中々」

悠「そうかな。おれなんかわりと短気だからすぐにカチンと来るんだけど」

崇「安心しろ」

悠「ん?」

崇「お前がカチンとくるより、お前のせいでカチンとくる人間の方がはるかに多い」

悠「どういう意味だ!」

崇「そういう意味だ」

悠「むきー!」

ゆうな「どうどう、どうどう」

悠「おれは馬じゃない!」

ゆえ「ばななたべる……?」

悠「猿でもねぇよ!」

氷室「ですが、人の怒る部分て分かりませんよね。些細なことでいきなり激怒する人もいますから」

悠「おれもある奴と顔合わすとハラワタが煮えくりかえりそうになるよ」

崇「多分、向こうも同じだろうな」

悠「柏は不機嫌か超不機嫌しか感情が無いんだよ」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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