ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(3/9/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

友利「友利ちゃんの」

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

友利「に~っ!」

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは悠と福太郎さんよ」

悠「口の中をズタズタに切った時に呑むビールはめちゃめちゃ滲みるけど美味いおれだ」

福太郎「ちびちび飲むンが好きな俺です」

ゆうな「福太郎さんだ、福太郎さんだ!」

ゆえ「ふくたろーさん、ふくたろーさん……!」

悠「大人気に嫉妬しそうだわ!きぃーっ!」

福太郎「んーっ、なんで?そんな俺とワンツーマンで話したりしとらんよね?」

ゆうな「名前の語呂がいい!」

ゆえ「ふくたろーなところ……!」

福太郎「名前の語呂て」

悠「雷太郎、風太郎はどうなんだ?」

ゆうな「んー、福太郎かな」

ゆえ「ふくたろー、ふくたろー……!」

悠「福ちゃん」

福太郎「ん?」

悠「太郎をくれ」

福太郎「ええけど、悠太郎は変やで?」

ゆうな「ワイングラス持ってるの?」

悠「ゆうじろうじゃねーよ」

友利「小鳥遊友利っというのはいかがでしすか?」

悠「ねぇわ」

ゆうな「ノーサンキュー」

ゆえ「はんたい……」

福太郎「わー、全拒否やで」

友利「内縁の妻ということですね。分かるです」

福太郎「負けず劣らずのポジティブで返したなぁ」

悠「話しは変わるんだが福ちゃんは珍しい動物とかチュパカブラとかの何かあてないか?」

福太郎「隙間に住む女幽霊、呪いのメリーちゃん人形、犬耳娘」

悠「確かに珍しいしある意味チュパカブラ系だけどそうじゃなくて」

福太郎「ほぼ死なへん女教師とか」

悠「りんねさんだろソレ。あの人はいいよ。あの人とはなんか学校で顔合わすようになってから心労がめちゃくちゃ増えたから……」

福太郎「んっ、そうなんや」

悠「この前なんてすれ違いざまに何か落としたと思って拾ってやったら目玉だって泣きそうになったわ。なんで落すんだよ。それになんで落したことに気がつかないんだよ……」

福太郎「目玉くらいやったらええやん。脳髄が飛びちっとったり、どれだけってほど腸がはみ出て野良イヌに咥えられて引きずりだされてくシーンを見た訳やないんやし」

悠「なんか、すんません」

ゆうな「お父さんに素直に頭を下げさせる……やっぱり福太郎すげぇ!」

ゆえ「ふくたろーぱねぇー……!」

福太郎「いや、そうでもないよ。俺も一カ月くらい赤色とか精肉見れんようなったし」

悠「っか、お前らさらっと「さん」づけしなくなってるぞ」

福太郎「べつにええよー。」

悠「いいってさ」

友利「ふ・く・た・ろ・うっ♪」

悠「ゆえ」

ゆえ「とつ……!」

ゴスッ!
友利「もぷっ!!」

福太郎「今、偉い角度で突き立ったで?」

悠「気にしなくていいよ」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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