ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(3/5/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

友利「友利ちゃんの」

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

友利「に~っ!」

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは悠とミハイル殿下よ」

悠「チョロインがわりと好きなおれだ」

ミハイル「世界の宝の僕だ」

友利「負の遺産ってやつですか」

ミハイル「はっはっは、面白い冗談だな小娘」

悠「友利、今のはナイスだ」

友利「押し倒していいですよ」

悠「殴り倒すぞ」

ミハイル「野蛮な奴め」

悠「下品なヤツ」

ミハイル「クソ貞子髪」

悠「下膨れ腐れ肉まん」

ミハイル「すっとこどっこいのボケナス!」

悠「銭ゲバすべすべマンジュウガニ!!」

優希「やめろよ……みっともない口喧嘩は」

ゆうな「男なら!」

ゆえ「だまってなぐりあい……!」

悠「よっしゃ、おれは基本非暴力主義者だが人間でも妖怪でもない惑星からの物体Xなら日本の平和のためにボッコボコにしてやらぁっ!」

ミハイル「誰が惑星からの物体Xだ!僕はこの星の宝だぞ」

悠「お前が宝ならおれは大宇宙じゃボケッ!」

優希「分けわからないこといってるぞ」

友利「よっぽど気にいらないんですね」

悠「ミハイル、柏、後楽は絶対に許さない」

優希「何かふたり増えてるし」

ミハイル「お前に許されなくても困らない。むしろお前が許されない」

悠「あー?」

ミハイル「あー?」

ゆうな「お父さん、下膨れがうつるよ」

悠「おっと、それは嫌だ」

ミハイル「お前とよく似て腹立つ小娘だな」

悠「は?超可愛いし」

ゆえ「ちょうかわいい……」

ゆうな「でへへ」

ミハイル「そろいもそろってバカばっかりだな」

悠「だまれ腐った饅頭」

ミハイル「極刑にするぞ」

悠「やってみろや、ゴラァァ!」

ミハイル「上等だ、ゴラァァ!」

優希「なんなんだこのふたりは……」

友利「口喧嘩仲間……?」

ゆうな「お父さんがあれだけ面と向かって罵声を浴びせるのも珍しい」

優希「……そうでもなくないか?」

ゆうな「アレ?そっかな」

悠「オラオラオラオラオラオラァ!」

ミハイル「無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!」

優希「なんかおかしなことになりだしたぞ」

ゆえ「どどどど……」

ゆうな「うつった?!」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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