ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(2/25/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

友利「友利ちゃんの」

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

友利「に~っ!」

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは悠とともき君よ」

悠「西瓜の兎切りをしたことがあるおれだ!」

ともき「喰いにくいだろソレ、っと思う俺です」

友利「洒落てるですね!」

悠「他にも色々試したんだが……最終的には胃に入れば一緒って答えに辿りつくんだよな……」

ともき「なんで最後は達観してるんだよ」

悠「諸行無常盛者必衰魔訶般若波羅蜜多心経」

ともき「後半般若心経になってるぞ」

ゆうな「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時」

ゆえ「しょうけんごーうんかいくうどーいっさいくーやく……」

ともき「親子で暗記してんのか般若心経!」

悠「余裕」

ゆうな「半分くらい」

ゆえ「となえるとおなかすく……」

ともき「それは何かちがくないか?」

ゆうな「運動した後はご飯がおいしいのと同じことだよ」

ともき「いや、般若心経の話からだいぶ離れてる」

悠「なんの話しだっけ?」

ゆうな「えーと、お父さんがおやつ買ってくれる話し」

ともき「してねーよ」

悠「贅沢いわない」

ゆうな「私たちは贅沢いわないよ、ね?」

ゆえ「いいこだからぜいたくいわなく……」

悠「ほー」

ゆうな「だけど私たちがいい子だからお父さんが贅沢させてくれるというんだったら」

悠「だったら?」

ゆえ「おいしいささかまがたべたい……」

ともき「ずいぶんと渋いな」

悠「まぁ、買わないけどな」

ゆうな「チーカマは?」

悠「買いません」

ともき「なんでそんなおっさんくさいおやつを要求してるんだ……」

友利「お父さんの影響でしょう」

ともき「あぁ、納得」

悠「それはそれで納得されたことに納得できない」

ともき「そこは納得しろよ」

ゆうな「納豆巻きもいいね」

ともき「おやつをもっと女の子らしいものにしろ」

ゆえ「……めろんのなまはむのせ?」

ともき「女の子らしいのかソレ?」

悠「おれはメロン嫌いだからかもしれないが生ハムは生ハム、メロンはメロンで喰えって思うんだけど」

ゆうな「はい。プリキュアの魚肉ソーセージ」

悠「あのシールとかがおまけに入ってる奴な」

ゆうな「女の子らしい!」

友利「なら、友利は女の子らしく悠兄さんのソーセージを頂きたいです。」

悠「フンッ!」

ゴキュリ!
友利「はぎゅぁっ!」

ともき「お前のヘッドソバット真正面から受けて笑ってられるのは友利ぐらいだろうな…」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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