ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(2/22/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

友利「友利ちゃんの」

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

友利「に~っ!」

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは悠とともき君よ」

悠「全力放棄のおれだ」

ともき「ツッコミ放棄したい俺です」

悠「ダァァブッメェェェッ~」

ともき「ツッコミ以前にそのクソムカつく顔を叩き潰したい」

悠「まぁ、落ちつこう」

友利「お乳つきますです!」

悠「牛の乳でも突いてろ。」

友利「それなら乳房を揉みしだいて搾乳するです」

ともき「どうして普通に牛の乳搾りといえない」

友利「乙女の秘密です」

悠「乙女舐めんな!」

友利「舐めれるの舐めたいです!」

悠「おれはちょっと舐められたい!」

ともき「何だこの負の連鎖」

ゆうな「ドン引きー」

ゆえ「どんびきー……」

悠「見てみろ、娘が引いてるだろ」

友利「その蔑んだ視線もまた友利の糧となるのですよ。むひゅひゅっ♪」

悠「変態だな」

ともき「今さらだな……。」

悠「まぁでも、コイツはMだからいいのかもな部分がある」

ともき「は?」

悠「神姫や久秀だったらこっちの心とか身体が傷ついていくから」

ともき「あの人らは性癖では無いんじゃないか?」

悠「神姫はまぁただ純粋に人をしばいてる可能性がある。しかし、久秀は完全に性癖だ。人を乏しめて貶めて破滅させるのを生きがいにしてる。」

ともき「そこまで言い切っていいのか」

悠「……あとは稲葉とかもな」

稲葉「あら、藪から棒ね」

悠「いいえ、壁から釘です」

ともき「……」

悠「こほん、稲葉も大概ひとをおちょくって楽しんでる口だろ」

稲葉「否定はしないけど」

ゆうな「しないんだ!」

ゆえ「みとめた……!」

稲葉「確かに私はひとをおょくるのもからかうのも大好きだけど私の美学とプライドにかけでよっぽどの相手じゃない限り実際に手は出さないわ。精々脅す程度」

友利「悪の美学ですね!」

ともき「違う気がする……。」

稲葉「まぁ、別枠で悠だけは死ぬ瀬戸際ギリギリの状況に怠って欲しいと思ってるわ」

悠「そんな別枠嬉しくねぇよ!」

友利「超優遇されてるのにですか?!」

ともき「優遇じゃないだろ」

ゆうな「稲葉さんはお父さんのことが嫌いなの?」

稲葉「そんなことないわよぉ~。好きだからいじめたくなるってあるじゃない。」

ゆうな「そっかー!」

ゆえ「いなばさんつんでれ……」

稲葉「クスクス」

ともき「凄いな。あんなに笑顔できっぱりと答えてるの嘘をついてる目をしている」

悠「娘が普通に信じ切ってるのがかなすぃー」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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