ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡2

ー稲葉の部屋(仮)ー

稲葉「毎回お馴染み。古川稲葉と…」

禅「烏哭禅と…」

貞子たん「貞子たんの…」

稲葉「電!」
禅「脳!」
貞子たん「ラジオ…」

稲葉「はい、今日のゲストは悠と亮君よ。」

悠「一番顔付き合わせてるはずなのに案外一緒になる出番が無いよな。」

亮「そうだな。」

稲葉「ラヴラヴしてるとこ悪いけど進めるわよ。」

悠「っち」

亮「ラヴラヴもしてない。舌打ちも意味不明だ。」

禅「えーと…前回…は…かき氷…の…シロップ…の話…でし…たね…。引続き…オスス…メ…シロップ…で…メールを…お待ち…しています。……岡崎…さん…は…何味…が…好み…です…か?」

亮「俺はオーソドックスにイチゴかな。練乳も軽くかけて、カットフルーツなんかも添えてあったら最高かも。」

悠「うわ~…禅と言ってることがほぼ一緒だよ。」

亮「あ、けど、前に悠が作ってくれたのも好きだぞ。あの牛乳寒天をかき氷にしたやつ。」

禅「それは…是非…ご馳走…して…いただき…たい…ですね。」

悠「家までくれば考えてやる。」

禅「それは…難題…です」

稲葉「ふふ。あら、メールがきたわ。六花ちゃんね。」

【果汁100パーセントのフルーツジュースをかけたスペシャルフルーツかき氷。宗方フルーツにて夏季限定販売やってまーす♪】

悠「宣伝じゃないかこれ?」

亮「けど、かなりの贅沢かき氷じゃないか。果物屋ってことは目の前でフルーツジュース作ってくれるんだろ」

悠「まぁ、そりゃそうだけど流石にジュースにするのは痛みだした果物つかうだろ。夏場のフルーツは回転が早いし。」

稲葉「生ゴミになるなら私はそうやって還元するほうが大切だと思うわ。」

禅「スー…パー…では…できま…せん…からね」

悠「そうだな。だいたい最近の若いやつはバナナでも緑色に近いのを好んで買うよな。あれが俺は解らん。アレじゃあ甘くもなんとも無いだろ。バナナはちょっと黒ずんできたくらいのが美味いのに。」

亮「いや、俺は普通に黄色いくらいがいいな。」

悠「えぇ…」

稲葉「あら、またメール」

禅「えーと…リッカ…さん。紅…さん、和辰…さん、戌…塚さん、金…剛さん、炎銃…さんから…です」

【バナナは黒ずんできたぐらいが最高だねー♪悠くんわかるよー。】

【バナナは硬めだろ。】

【バナナは痛む前に食うもんだろ】

【アニキ…黒くなったら食えないぞっと】

【緑でも黄色でも黒でもよくないか?腹に入れば同じだろ。】

【バナナの実が黒くなりだしたぐらいがイケるな】

悠「こら、また意見が別れるな」

亮「まあ、ただそこまでバナナ食わないけどな。」

悠「栄養補給には最適なんだぞ。トレーニングの前には冗談抜きに二、三本くらい食った方が身体中にエネルギーが回るしな。」

亮「なんか、吐きそうで怖いな。」

悠「そうだな。強靭な消化力があるならガッツリ食えるけどな。」

亮「お前か?」

悠「俺は水分を欲する派だな。」
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