ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(1/19/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

友利「友利ちゃんの」

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

友利「に~っ!」

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは悠と窈さんよ」

悠「顔面をたたき潰したいおれだ」

窈「不穏なこと言われてて怖い俺です」

友利「顔もいいですがお腹かお尻にしてくれませんかです?」

悠「そんなに叩かれたかったらサンドバックの中にでも入ってろ。」

友利「……ありですね」

窈「ないよ?!」

ゆうな「文字通りの人間サンドバック」

ゆえ「ぼっこぼっこにしてやんよー……」

悠「へへっ、立派になりやがって」

窈「感心するところ間違ってない?」

悠「あー?」

窈「もうやだこのメンチ切りの上級者」

友利「友利は物理的にちみきって欲しいです。敏感なところとか」

悠「咬み切虫でも乗せとけ」

友利「ひぎぃってなっちゃうですよ?」

窈「あの虫怖いよね……。昔、素手で捕まえようとして指の腹をパックリ切られたことあるよ」

悠「killられたらよかったのにな」

窈「そんなに嫌いか。俺のことそんなに嫌いか」

悠「……後楽よりかはマシだな」

窈「ヒトとして最低な方から数えた方が早そうなのに近いってことか、おい」

ゆうな「後楽のおぢさんはおもしろいのに」

ゆえ「おもしろい……」

悠「……」

窈「苦虫噛みつぶしたって顔になってるぞ……ってか、今、後楽のおぢさん「は」おもしろいっていった?」

悠「お前はおもしろくもない変態野郎だ」

窈「わかった喧嘩を売られてるんだな。買ってやるよこの野郎」

悠「おーおー、手出してみろ暴力マネージャーとしてフォーカスに売ってやるからな!」

窈「なんでこういう時ばかりそういう、いやらしい手段に出ようとするんだこの野郎!!」

ゆうな「お父さん、カッコ悪い」

ゆえ「ぶーぶー……」

悠「カッコ悪くてもコイツを確実に貶めるためならおれは鬼にも悪魔にもなろう」

窈「そこまでされるほど俺は恨み買った覚えないよ!!」

悠「他人の恨みなんていつどこで買ってる分からないだろ」

窈「なにか恨んでるのか?」

悠「いや、別に。」

窈「……」

悠「ただ、ジジイの血が入ってるってだけで……イラっとする」

窈「お前もしっかりその血が入ってるからな!!」

悠「入ってないよ」

窈「なんでそこは頑なに否定してんだよ!直結の血筋だろ!!」

悠「はっはっは、笑えない冗談だ」

窈「……ときどき病んでるよな」

友利「その病み具合がいいんじゃないですか」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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