ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(1/18/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

友利「友利ちゃんの」

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

友利「に~っ!」

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは悠と久秀嬢よ」

悠「おっぱいはこちらにございますのおれだ。」

久秀「冬に咲く花火も見事なもの。私ですわ」

友利「それは女の裸体という比喩か何かです?」

久秀「私、この娘がなにをいっているのか理解できませんの。だれか説明していただけますか?」

悠「安心しろ、アイツがいっている言葉は他のみんなも理解できてない」

友利「言葉で通じあえなくても身体で通じあえばいいんですよ。ずぷずぷっと」
抜き、刺し、抜き、刺し

悠「その手の動きやめろ。裏拳」

ゴッ!
友利「べへもっと!!」

久秀「まぁ、怖い」

悠「おれはお前の猫かぶりが怖いわ。」

久秀「何のことでしょうか?悠殿はおもしろいですわね。」

悠「ひっ……」

優希「悲鳴上げた?」

ゆうな「お父さん、面白いって!」

ゆえ「よかったね……」

悠「いや、アレに言われてもよろしくない。」

久秀「ふふっ、照れ屋さんですわね」

悠「ゲホっゲホっ……!」

優希「えずくほど動揺してる」

稲葉「これはこれで面白いわね」

悠「この調子でつづけられたら近いうちに胃に穴が開く」

久秀「お薬でも処方しましょうか?」

悠「そんな特技あったか?」

久秀「お灸ですわ」

悠「胃に穴が開くっていってんのに腰や肩をあっためてどないせいっちゅぅんじゃ」

久秀「血行を良くすれば自然と内側もよくなるものですわ」

優希「なんでお灸」

稲葉「実際の武将、松永久秀の逸話に毎日お灸を欠かさないというのがあるのよ」

久秀「ふふっ、歴史の大事ですわよ」

優希「は、はぁ」

ゆえ「ほかには……?」

悠「日本初の「天守閣」を創設」

久秀「ちなみに大江戸学園の「天守閣」設計したのは私の母よ」

悠「数多の名物茶器を収集」

久秀「名刀を集めるのもたしなみですわ。」

悠「あと……クリスマスを理由に休戦」

久秀「そんな日に戦うなんて愚かですもの」

悠「そして何より日本初の自殺に「自爆」をしたやつ。」

ゆうな「久秀すげー」

ゆえ「すげー……」

悠「凄いか?」

久秀「そういう行いが伝説となるのよ」

悠「あぁ、さいですか」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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