ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(1/16/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

友利「友利ちゃんの」

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

友利「に~っ!」

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは悠と崇さんよ」

悠「メロンパンが食いたいおれだ」

崇「……カツサンドだなの俺だ」

友利「友利はパイパ…」

悠「裏拳」

ゴッ!
友利「んっ!?」

崇「くくっ、愉快だな」

悠「どこがだよ」

崇「色々と、だ」

ゆうな「あんぱんがいいな」

ゆえ「びくっまっく……」

優希「まだパン談義続いてたのか」

悠「ビッグマックはパンのカテゴリーなのか?」

崇「バンズは使ってるだろ」

悠「崇からバンズなんて単語が飛びだしたことに驚いてる」

崇「おれはお前よりは若者だ」

悠「どーいう意味だ!」

崇「子持ちではない」

悠「……」

ゆうな「親父ー」

ゆえ「おやじー……」

悠「子供はいいもんだぞ」

優希「パパ発言がこれほど似合わない男がいるだろうか」

友利「ほら、娘も自分好みに育てて美味しく食べ……」

悠「アパカッ(アッパーカット)!」

ガスッ!
友利「やふーっ!」

崇「子供はいらんが……俺も最近欲しいモノがあったな」

ゆうな「アルティマウェポン?」

崇「なんだそれは?」

ゆえ「こうきゅうおしょくじけん……?」

崇「別に食いものに拘りは無い」

悠「じゃあ、なんだ?」

崇「忍び」

悠「パードゥン?」

崇「どこかに忍者が居ないかと思ってる」

悠「居たとしてどうするんだ?」

崇「人材として迎え入れる……か、実力を計る」

悠「言い方を変えたら自分の下に着かないなら張り倒す……だな」

崇「くくっ、そんな極端じゃない」

ゆえ「でこちゃんは……?」

ゆうな「デコちゃんは忍者じゃじゃなくて侍」

優希「じゃが多い」

崇「侍はよく見るから興味はあまりない」

悠「侍をよく見るってのもおかしいよな。けど、すげー分かるわ。」

優希「いや、わからないから」

ゆうな「じゃあ、私将来忍者になる」

悠「駄目。」

ゆうな「コーン……あ、間違えたガーン」

優希「余裕だな」

ゆうな「なんで駄目なの」

悠「ゆうなは忍系のタイプじゃないだろ」

ゆえ「じゃあ……」

悠「お前はガッツリファイターだろ。装備タイプ見たら大剣とか大斧とか」

優希「分かるけど例えが分かりにくい」

悠「っか、忍者みたいなのお前のところいるじゃん鳥頭散(とりあたまさん)が」

崇「箒鳥走(ほうきどりらん)だろ」

優希「今のでよく伝わった?!」

崇「アレはただの走り屋だ」

悠「せめて飛脚って言ってやれよ…」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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