ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡2

ー稲葉の部屋(仮)ー

稲葉「毎回お馴染み。古川稲葉と…」

禅「烏哭禅と…」

貞子たん「貞子たんの…」

稲葉「電!」
禅「脳!」
貞子たん「ラジオ…」

稲葉「はい、今日のメンバーは悠、優日、ともきくん、まゆちゃんよ」

ともき「坂神は……どっちだ」

まゆ「何がだい?」

悠「ツッコミだが紙一重で天然のボケになるタイプだ。」

優日「つまり、アルカナタイプだね。」

悠「そうだ。」

ともき「違うし意味がわからん。」

悠「タロットと同じで正位置と逆位置で…」

ともき「いいから。説明しなくていいから。」

稲葉「場が暖まって来たところで今日のお題いくわね。『ナウでヤングにバカウケな校歌とは?』」

ともき「なんでトリプル死語を?」

禅「さっ…そく…ツッコミ…流石…です」

稲葉「それと曲は六花ちゃんが即興で歌ってくれるから」

悠「はやり廃りの関係ないロックンロールスタイル」
六花「学校なんてくだらねー♪登校するな!登校するな!」

ともき「校歌が学校を否定してどうするんだ?」

貞子たん「哀愁ただよう感傷的なぶるーす…」

六花「貴女と通った…スクールゾーン…♪思い出すのは千切れたふたりの約束でした…♪今宵の酒は苦すぎて…とまらなぬ涙が手首の傷を洗うだけ……♪」

まゆ「青春真っ盛りの僕たちがなんでこんな暗い歌を合唱しなきゃいけない。」

優日「覚えやすさ歌いやすさを兼ね備えた童謡風校歌。」

六花「すんだらずんだらぱんぱかぱーん♪おそらが♪おそらが♪まっかっかー♪」

ともき「まじめに考えてるか?」

まゆ「それより、僕は宗方くんの即興曲力に感動したんだが」

六花「イエーイ!」

稲葉「じゃあ次、『メディアが注目するような豪華かつ革新的な卒業式とは』」
悠「壇上で美しく散ってみる。タイトルは「人生からも卒業」」

ともき「もう、そうしろよ。」

貞子たん「死後は…私がお供してあげるね」

ともき「話進まないんで黙っててもらえます?」

優日「じゃあ、全員全裸」

まゆ「テレビが来ていたら放送出来ないな。」

悠「じゃあ女子だけ!むしろ、女子だけ!」

ともき「別の意味でニュースになるだろ!」

悠「卒業とは新たな門出…まさに裸一貫からのスタートだ!」

優日「うまい!」

ともき「うまくねーよ!!」

稲葉「じゃあ、本日最後のお題『心のこもったプレゼントとは?』」

悠「へその緒」

まゆ「どんな気持ちがこもってるんだい?」

優日「現金?」

ともき「別の意味で、受け取れないな。」

悠「じゃあ、相手のニーズにあわせて、エロ雑誌。」

ともき「悪気以外のなにがこもってる?」

貞子たん「遺骨。」

まゆ「ともき君。こーゆー場合の対処は?」

ともき「目を合わせずに無視しといてください。」
7/100ページ
スキ