ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(12/14/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

友利「友利ちゃんの」

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

友利「に~っ!」

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストはミハイルさんと謎の車いす病(び)少女さんよ」

ミハイル「天才たる天才の僕だ」

匣「きひひっ、病少女だってうけるーボクだよ」

優希「えーと?」

稲葉「呼ぶ時は病少女さんて呼んだげて」

優希「は、はぁ……」

友利「車いすの美少女、テラ萌え萌えですぅ」

優希「ゆえ、ちょっと頼む」

ゆえ「ひじてつ…」

ドガゴンッ!
友利「きゅ……」

ゆうな「おー、動かなくなった」

優希「……(やりすぎだけど、いいか)」

匣「それにしてもボクがこんな華やかなところに出られるなんてね。ドキドキで心臓が止まりそうだよきひひひっ」

優希「……なんか本当に止まりそうな顔色してるけど」

匣「大丈夫、死んだとしてもすぐにちゃんと処理されるから」

優希「突然死に対して準備万端って所が怖い」

匣「それより久しぶりだね。竜胆君」

ミハイル「そうだな。次に会うのは葬式だと思ってたぞ。あっはっはっは」

匣「きひひっ、相変わらずユニークだボクに婚約者がいなかったらキミで手を打ってたところだよ」

ミハイル「はははっ、ごめん蒙る。」

ゆうな「え、こんな豚まんを叩き潰したのと結婚とか頭大丈夫?」

優希「ストレートすぎだろ!!」

ミハイル「父親と同じでしつけがなってない小娘だな」

ゆうな「ちんちくりんに小娘呼ばわりされるとイラっとする」

ゆえ「おねーちゃんがんばれ……」

優希「煽るな、煽るな」

匣「なーに、人間中身だよ」

ゆうな「中も外も最悪だよ?」

ミハイル「よし、小娘表に出ろ。ボクが礼儀を叩きこんでやる」

友利「一番の礼儀知らずが何いってるですか?」

優希「もう復活した」

匣「きひひ、確かに竜胆君は腐ったタマネギみたく中も外もグチャグチャだが……頭だけは良いんだよ。これほどの天才は本当にそうそういない。ただし後が全部最悪だからねぇ、本当に一点集中キャラ?きひひ」

ミハイル「片足どころか首のすぐ側まで棺桶に突っ込んでいる死にぞこないが言いたい放題だな」

優希「おいおいおいおい…」

匣「きひひっ、事実だから仕方がない。もしかしたら明日の朝には死んでいる可能性は大いにあるしね、きひきひっ。」

友利「なかなか精神の方も病んでるようで実に芳ばしいです。押し倒して全身ぺろぺろ……」

優希「ゆえ」

ゆえ「ひじてつ……」

ゴォォォン!
友利「ぴゃっ…♪」

匣「ほほう、ほうほう」

ゆえ「?」

匣「いやぁ、キミいいねぇ。いいよ。ボクの好きな匂いがする」

ゆえ「におい……?」

ゆうな「あの、妹に変なことは……」

匣「きひひ、安心したまえ。ボクに同性愛の趣味はないよ。好きなタイプは死なないようなオトコだからね、きひひひっ」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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