ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡2

ー稲葉の部屋(仮)ー

稲葉「毎回お馴染み。古川稲葉と…」

禅「烏哭禅と…」

貞子たん「貞子たんの…」

稲葉「電!」
禅「脳!」
貞子たん「ラジオ…」

稲葉「はい、今日のメンバーは悠、梓くん、ともきくんよ」

悠「ナチュラルにいってるが…貞子たんレギュラーになってないか?」

稲葉「なんか、可愛いから気に入ったのよ。」

禅「癒し…系…です…ね」

梓「……幽霊に癒しを求めちゃダメだろ。」

稲葉「マイナスイオンが出てるのかしら。」

ともき「マイナスオーラ(負の気)は出てると思うぞ。」

悠「ま、行き場が見つかってよかったな。」

貞子たん「はい…あ、で、でも…小鳥遊さんの背中からは離れませんよ」

悠「そんなに気に入ったのか」

貞子たん「はい」

悠「仕方ないな。」

ともき「いやいや、ヤバイって。」

梓「本気の取り憑き宣言だぞ…」

稲葉「まぁまぁ、ハートフルな会話はそこまでにしてやるわよ。」

ともき・梓「「どの辺がハートフル?!」」

禅「お題は…こちら…『この夏オススメのシャツ』」
梓「はい、バックスポンサーシャツ。地域企業との密な関係も期待できます」

ともき「なんかのプロ選手か恥ずかしいわ!っか、梓くんボケ側?!」

悠「超スケルトンシャツ。裸なのか着てるのかわからないくらい透けてます。」

ともき「裸と変わらないじゃないか!捕まるわ!」

貞子たん「呪いのしゃつ曰く付きばーじょん…」

ともき「警察や救急車よばれそうだな…っか、貴女がいうと冗談に聞こえません。」

稲葉「じゃあ次、『次世代型トイレの開発その内容は』」

悠「ネットカフェイントイレ」

ともき「トイレに何を求めてる。」

梓「カラオケBOX型トイレ」

ともき「だから、トイレに何を求めてる!」

貞子たん「幽霊の出るトイレ…」

ともき「……。」

禅「では…続き…まして…『ラーメン屋和龍軒の新メニューとは?』」

悠「マイナスイオン入りラーメン。実際入ってなくてもバレない。」

ともき「それって詐欺だろ。」

悠「毒ガエル毒キノコキングコブラ入りのポイズンラーメン。彩り豊か。」

梓「刺激を求め行き急ぐ若者にはバカウケだな。」

ともき「言い張ってるだけで結局死ぬよなソレ。」

貞子たん「なら…あれんじを加えさらにきゃっちーに仕上げた。毒茸、河豚、雀蜂入り陸海空制覇ぽいずんらーめんX」

悠「おお、響きがカッコイイうえに達成感がプラスされた。」

ともき「毒から離れろよ!客を殺したいのかお前らは!」

梓「いや、毒というのは捨てがたい。安全性も兼ね備えた器を解毒剤を含んだ食材で作った。毒を食らわば皿までラーメン」

ともき「梓くん、何いってる!しっかりしろ!」

稲葉「あ、皆ストップ」

悠「どした?」

稲葉「千夜くんがそれ以上喋ったら蹴り殺すって。」
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