ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(11/12/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

友利「友利ちゃんの」

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

友利「に~っ!」

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは悠と神姫さんよ」

悠「ふーーっ、ふーーっ、呼吸を整えて体温をあげるおれだ……ふーーーっ。」

神姫「軽やかに和やかに穏かに緩やかにがもっとうの私よ。」

ゆえ「……」

白巳「すぅすぅ」

優希「あれ、なんで白巳抱いてるんだ?」

ゆえ「さむいの……」

ゆうな「ゆえはちょっと寒がりさんなのだ!」

友利「じゃあ、友利が身も心もあった……」

神姫「父親に似てるわね」

悠「ゆえはおれの血がしっかりと入ってるからな」

友利「無視されてるのもゾクゾクくるですぅ~」

ゆえ「しろみあったかい……」

ゆうな「私の妹がこんなに可愛いわけがある!」

神姫「前から思ってたけど姉のほうが馬鹿よね」

悠「馬鹿じゃない。ちゃめっけがあるんだよ」

神姫「まぁ、少なくとも京よりかは賢そうだものね」

悠「容赦ないな」

神姫「あの子の知能はよくて中学生レベルだもの」

友利「じゃあ、友利が手取り足とり勉強教えるですよ」

神姫「……」

友利「凄いです、友利と目が合ってるはずなのに全く視界に入っていないような無視レベルです」

悠「お前それ本気で嫌われてるんじゃないか?」

友利「皆に愛されてる友利に限ってそんなことはあり得ないです」

ゆうな「その根性に驚きだ」

ゆえ「ぬくぬく……」

白巳「すやすや……」

神姫「自分は平気なの?」

悠「何が?」

神姫「寒さよ。いつも騒音レベルで騒いでるじゃない」

悠「騒音って……今は平気だよ」

優希「部屋の中だからか?」

悠「いいや、ウォッカをストレートで呑んでてポッカポッカしてる」

神姫「アル中ね」

悠「酔ってねーよ!おれは自慢じゃないが酔って記憶を無くしたことがねーんだぞ!」

優希「酔ってないときに記憶をなくしてる方が危ないだろ……。」

ゆえ「あたしねぽかぽかしたい……」

悠「子供はお酒を飲んじゃいけません」

神姫「悠は今の言葉を録音して延々とリピートして聞きいてなさい」

ゆうな「じゃあ、神姫さんはちゃんと二十歳になってからのんでたの?」

神姫「……まあね」

悠「うっそでー」

神姫「……」

ひゅっ……ドォォンっ!!
悠「ぐべっ!」
友利「ひぎぃっ♪」

ゆえ「いままざってた……」

優希「自分から突っ込んでいったな……」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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