ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡2

ー稲葉の部屋(仮)ー

稲葉「毎回お馴染み。古川稲葉と…」

禅「烏哭禅の…」

稲葉・禅「「電脳ラジオ!」」

稲葉「はい、今日のメンバーは悠、翡翠ちゃん、梓君、ともき君よ。」

悠「よし、今日はともき組むか。」

ともき「はいはい。わかったよ。」

翡翠「…ペコ…」

梓「よろしくな。」

禅「では…早速…お題は『面接で緊張のあまりしてしまった失敗とは』」

翡翠「…くちょうがじだいげきになった…」

梓「面接官苦笑いだよ。」

悠「面接会場にグリコのポーズで入った。」

ともき「頑張りのアピールの仕方が全然違う!」

悠「勢いあまって壁を蹴り壊した。」

ともき「ターミネーターか。」

翡翠「…がんをとばした…」

梓「ちゃんと相手の目を見ての意味を履き違えたな。」

稲葉「じゃあ次『学園祭で集客力のある催し物とは?』」

悠「行列のできるラーメン店。ラーメン博物館的なノリで」

ともき「学園祭関係なく集客力あるな。」

翡翠「…ぶらんどしんさくはっぴょうかい…」

梓「メディアの取材も期待できる!って完全に来校者が外れるから。」

悠「手堅く同人誌即売会。各教室がジャンル分けされている感じで……やべ15万人はかてぇぜ!」

ともき「それは学園祭じゃなくて同人誌即売会そのものだろ。あと、客層が濃すぎるだろ。」

翡翠「…べんりぐっずのでもんすとれーしょん……(さくらつき)…」

悠「この万能包丁なんでもスパスパ切れますよ~」

ともき「意外と買っちゃうよなアレ。」

梓「売るのが目的じゃ無いだろ!っか、被せてきた?!」

悠「本物が出るお化け屋敷」

梓「仕込みいらずだな。」
ともき「嫌だろ!っか、悠ならなんか本物だせそうだ…」

翡翠「…でぱちかぐるめ…」

ともき「アレもついつい買っちゃうよな」

梓「なんかさっきからやたら所帯染みてるな。」

悠「落武者体験コーナー」
ともき「誰が喜ぶんだ。」

翡翠「…ぜんこくえきべんぶっさんてん…」

梓「翡翠ちゃんのキャラがつかめねぇ…」

悠「ボイン生徒十数名による垂直跳び大会」

稲葉「ブラが外れるハプニング等でポイント加算ね。」

ともき「よし、黙ってろ。」

禅「では…最後…『魅力ある修学旅行プラン』」

悠「三泊四日断食体験ツアーイン北海道。苦行の果てに悟りが得られます。」

ともき「たぶん、何人かは絶命しかねないな。そして北海道であることを何も生かしてない。」

翡翠「…だんじきたいけんでふくさんぶつりんしたいけん…」

悠「お得感タップリだぜ!」

梓「臨死で止まらなかったら大問題だよ。」

悠「三泊四日、熊と死闘体験ツアーイン北海道。自然と野生を体験できる。」

梓「熊すげー迷惑だな。」

ともき「北海道であることは生かしたけど目的が全く見えない!」

梓「っか、魅力はどこに消えた。」

悠「バカだな。生きているということに実感のない現代社会においてこの体験は、この先の人生に多大なる収穫をもたらす経験になるんだ。」

ともき「言ってることは大層だけど発想が頭悪いんだよ。絶対参加しないだろ?」

悠「もちろん。」
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