ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】9

ーラスタ・ラヴ(12/1/夜)ー

悠「今日はあったかかったなぁ。」

マリア「しみじみいってますね。」

悠「もうずっと温かくあってほしい。うっうっ……。」

優日「わぁ、泣いちゃった。」

悠「オロローン、オロローン」

福太郎「メタリカかな?」

摩耶「喉からハサミでてきそう」

悠「あれ、おれが出される側?出す側じゃなく?」

優日「悠は攻撃される側の方が似合ってるからね。仕方ないね。」

悠「ちょっと何言ってるかわかんない」

摩耶「酷い目に遭ってってこと。」

悠「ドストレートに言われたが嫌だ。」

優日「悠は血まみれが似合うのに。」

悠「もっと別のものが似合いたいわ。」

ともき「別のものってなんだよ…」

摩耶「墓穴?」

悠「なんてやねん。そもそも墓穴が似合うってどういう状況だ。」

福太郎「アメリカの葬儀かな」

摩耶「棺担いでダンスしなきゃ」

真樹「なんか動画で見たことある。」

マリア「アレってどこの国の風習なんですか?」

プロメ(仮)【ガーナにあるダンス葬の風習です。】

真樹「そうなんだ。けど棺担ぐとかっていいの?」

悠「世界的に見ると、人が亡くなるのを必ずしも悪いことであると捉えていない地域も多い」

摩耶「日本式仏教にしても、仏になるための修行の出発点とされてるね。」

プロメ(仮)【地域によっては新たな門出を祝うという方向性で葬儀が行われる場合があって、ガーナを含む西アフリカの一部もそのひとつです。】

福太郎「確か事故死や病死などは除き、平均寿命以上で亡くなることは悪いことやはないと考えられとるね。」

プロメ(仮)【こうした考え方があるため、ガーナの葬儀は非常に盛大で、一張羅を着込んだ参列者達が歌う、踊る、出し物などを行って故人を送り出す。非常に大掛かりなため、高額なお金と1~3ヶ月ほどの準備期間があるのが普通とのこと。】

真樹「はへー」

ともき「数か月の準備期間ってすごいな。」

悠「葬儀自体も長く、3昼夜(たいてい金、土、日)に渡って行われることが多いぞ。」

優日「ちなみにお値段は?」

プロメ(仮)【費用の面では、一般人であっても年収の半分に相当する8000セディ(日本円で約20万円)ほど、村長や有力者は20000セディ(約50万円)以上もかかります。】

優日「えーと、日本基準で考えると?」

悠「数百万円から数千万円を費やすようなイメージかな。」

ともき「それは盛大だな…。」
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