ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】9

ーラスタ・ラヴ(11/27/夜)ー

悠「突然の寒さに心と体が壊れそう。」

ともき「突然でもないだろ。」

悠「ブリザーーード!」

ともき「何も吹雪いてないんだよ。」

優日「雨はものすごい勢いで降ってるけどね。」

悠「ブリザーーード!」

ともき「吹雪いてはねぇってんだろ!」

摩耶「アラスカでもいく?」

悠「死んでしまうぞ!!」

ともき「死なねぇよ……いや、死ぬかな?」

優日「装備次第では死ぬんじゃないかな。」

悠「人間はね、寒さで死んじゃうんだよ!」

摩耶「つまり人間じゃない悠君は平気と」

悠「アイアムヒューマン!」

福太郎「寒さに弱い怪物も多いしね。」

悠「そうだ!」

ともき「怪物って言われてんぞ。」

優日「けど遊星からの物体Xは寒いの平気だったし。炎には弱かったけど。」

摩耶「宇宙生物は燃やすと死ぬ!」

悠「宇宙生物でなくても燃やされると死ぬんだけどな。」

摩耶「けど悠君なら?」

悠「暑いのは多少平気だけど燃やされるとなると悠君も厳しいかなー。」

摩耶「じゃあ軽くあぶる程度でなら?」

悠「スルメや鮭とばじゃねぇんだわ。」

優日「不味そう」

悠「人間なんてそもそも美味いもんじゃねぇんだよ。」

福太郎「フール―病まったなし。」

摩耶「けど悠君は人食いの気はあるでしょ。」

悠「その心は?」

摩耶「人を食った性格ってこと。」

悠「アッハァ!!」

ともき「なんだその反応。」

悠「褒められたから」

摩耶「誉めてはないよ。」

悠「なんだよ喜び損かよ」

ともき「何でもかんでも褒められてると思うなよ。」

悠「何でもかんでも悪い方にとらえるよりはいいだろ?」

福太郎「それはそうやね。」

優日「口癖が死にたいとかになりだしたらアウトかな。」

悠「それはただのかまってちゃんかメンヘラ説がある。」

摩耶「多分本当に死にそうになったら意地でも生にしがみつくんだよね。」

優日「急に自己保身の怪物みたいになっちゃうんだよね。」

悠「反転アンチみたいなもんかな」

ともき「それは違うだろ。」

福太郎「死から生へ反転いうことかな?」

悠「まぁ、その後たいてい死ぬけどな。」

摩耶「映画とかの様式美だね」
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