ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】9

ーラスタ・ラヴ(11/4/夜)ー

悠「うーん、これは……。」

福太郎「どしたん?」

悠「七英雄倒したんだ。」

優日「あ、ついにラスボス倒したんだ。」

悠「かなりの回数を全滅したけどな。」

ともき「やっぱり強かったんだな。」

悠「1回は凡ミスでの全滅だけどな」

摩耶「凡ミス?」

悠「テンプテーションの見切りつけてなかった。」

福太郎「それは致命傷やな。」

悠「へへっ!」

優日「殴りたい、あの笑顔。」

悠「なんでやっ!」

揺光【殴りたいは間違いじゃろ。】

悠「おう、言ってやれいってやれ。」

揺光【嬲りたいよな。】

悠「余計悪いわ!!」

真樹「ラスボス倒したのに何で悩んでるの?」

悠「二週目プレイするためにリアルクイーンに挑んでるんだが……普通に強くて困ってる。」

福太郎「リマスター版のリアルクイーンも強かったしな」

摩耶「どう強いの?」

悠「普通に高火力の攻撃、状態異常振りまき、全体に即死効果ありの技」

福太郎「それは強いな」

悠「状態異常はアクセで対策できるけど全体即死をどうするかだな。」

優日「……」

悠「どうした何か言いたそうな顔だな。」

優日「いや、炎の壁でよくない?」

悠「は?」

優日「デスレインは水術属性だから炎の壁で完封できるでしょ。」

悠「……」

優日「……」

悠「天才か?」

優日「七英雄倒した勢いで突っ込んでいったんだろうけど、ちゃんと戦略組みなおさないから。」

悠「ぐうの音もでねぇわ。ぐぅ!」

ともき「出てるじゃねぇか。」

悠「ま、まぁいいや。これで勝ち筋が見えたわ。」

揺光【よくわからんが悩みが解消できそうでよかったのう。】
ぞるんぞるん
悠「ああ、良かったから尻尾で撫で擦るのやめてくれ。」

優日「揺光さん、暇なんですか?」

揺光【暇か、じゃと?そんなものずーーっと暇じゃぞ?常しえに生きる妾が暇でないときなどほぼないわ。】

福太郎「長命超えて永遠の命持ちゆえの悩みやね。」

ともき「規模が違い過ぎるな。」

揺光【じゃからこうして暇が潰れる悠の側に居るんじゃからな。】
ぐりんぐりん
悠「尻尾で頭を揺らすのやめてくれ。」
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