ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】9

ーラスタ・ラヴ(10/21/夜)ー

悠「夜が寒いです。」

福太郎「冷えて来とるね。」

優日「じゃあ寒くなくなるように常にスクワットとかしとけばどうかな。」

悠「脚がパンパンになるわい」

優日「いいじゃん、足ムッキムキになれるじゃん。」

悠「脚だけムキムキとか怖いだろ。」

優日「そうだね」

ともき「そこは普通に頷くのか。」

真樹「けど競輪選手とか足ムキムキでかっこいいよね。」

悠「競輪詳しいのか?」

真樹「ぜんぜん」

悠「あぁん!?」

優日「そろそろ鍋とかが美味しくなるね。」

摩耶「おでんとかね。」

悠「おでんか。……おでんいいな。」

金剛「最近はオデンもセットで売ってあるよな。」

摩耶「一通りの具材と出汁がパック詰めされてるやつね。」

福太郎「あれはもう楽そのものよな。大きい鍋に放り込んで煮込むだけ。しかもその煮込みもあっためる程度で火が通る。」

悠「おれとしては好きな具材だけをガン詰めしたいな。」

福太郎「具体的には?」

悠「…………大根、ジャガイモ、つくね。」

優日「三種だけ?」

悠「自分の好きなものを絞りに絞った結果だ。」

摩耶「けど餅巾着欲しくない?」

悠「欲しいな」

真樹「ちくわは?」

悠「欲しいな」

ともき「欲しいんじゃねぇか。」

優日「たまごと厚揚げと筋がないのはダメでしょ」

悠「どうしておれを責めるんだ!!」

ともき「責めてはないだろ。」

優日「やっぱり家にもほしくなるよね。」

真樹「なにを?」

優日「おでん鍋っていうのかな?あの四角くて仕切りがあるの。」

摩耶「コンビニとか居酒屋に置いてある?」

優日「そうそう。アレ。」

悠「ああ、アレな。おれも欲しいと思った時がある。」

ともき「ああいうのって買えるのか?」

悠「物にもよるが数万から数十万でピンキリで買える。」

優日「うーん……悩むね。」

福太郎「悩むんや」

摩耶「悠君は何で買わなかったの?」

悠「真桜の目が厳しいから。」

ともき「正しい目だな」

悠「そんなぁ、買ったら使うよ?なんなら毎日おでんにするよ?」

ともき「それをマジで実行するからダメなんだろ」

悠「えぇなんでぇ?」
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